その勉強、本当に点数に繋がっていますか?

こんにちは!担任助手の井上です!

最近は、朝と夜はとても涼しいですね。

もう気づけば、9月も終盤です。とても早いものです。

ついこの前、やっと4年生に慣れたかと思えば、もう半分過ぎていてびっくりです!(はやく卒業したいです)

もう9月も終わりということは、大学入学共通テストまで、もう少しで残り100日!

頑張っていきましょう!!

その勉強法、危ないかも?

なかなか成績が上がらず、焦っている受験生はいませんか?

もちろん、勉強を頑張っても、すぐに成績が上がることはあまりありません。

しかし、今まで結構頑張ってきたはずなのに、なぜ、、、?という人もいるはずです。

そういう人は、まず最初に自分の勉強法を見直すべきです。

自分がどのような勉強法をしているか、その勉強法でしっかり志望校まで届くのか。

考えることができていますか?

                

自己満足になっていないか 

受験というのは、試験当日に全員が同じ問題に対して、どれだけ点数を取れるかを競うものです。

どれだけ時間をかけて勉強したとしても、当日の問題に対して点が取れなければ評価されません。

           

・一度解いた問題を、次に出たときすぐに正解できるレベルまで定着させているか?

・インプットばかりで終わらず、アウトプットの演習をしっかり積んでいるか?

・過去問や模試の形式に近い問題や環境で練習しているか?

点数に繋がるためには、こういったことなどが重要になってきます。

ただ「ノートをまとめる」「単語帳を眺める」だけになっていたら、それは勉強しているつもりの自己満足かもしれません。

「深く理解したい」は素晴らしいが、、

「なぜこうなるのか?」「仕組みをしっかり理解したい」そう思う気持ちは、本来とても大切なことです。

単に暗記するだけではなく、背景や原理を理解しようとする姿勢は、将来的に見れば確実に武器になります。

実際、一見難しい問題も、基礎を深く理解している人ほど応用が利き、対応できることもあります。

               

しかし、受験は時間との勝負です。

特に共通テストでは、「深い理解」よりも、広い範囲を素早く処理する力が求められます。

一つのことに何時間も費やしてしまうと、他の単元や教科の学習が後回しになり、結果的にトータルの得点が伸びないというケースも少なくありません。

            

実際、私自身も高校時代、物理が好きで、その勉強ばかりしていた時期がありました。

公式の成り立ちや物理現象をとことん調べて、納得するまで何時間もかけていたこともあります。

でも、センター試験における物理はたったの100点。

全体の900点の中ではごく一部にすぎません。

いま思えば、もっと英語などの苦手意識のある科目に時間を割くべきだったと感じています。

         

「知的好奇心」と「戦略」を分けて考える

深く理解したい気持ちは、知的好奇心として大事にして良いものです。

しかし、受験においては、合格するためにそれが「今必要な行動かどうか」を戦略的に考える必要があります。

理解を追い求めた結果、得点源になる科目の演習が疎かになったり、全体の時間配分が崩れてしまうなら、それは一度立ち止まるべきサインかもしれません。

本当に時間に余裕がある人ならまだしも、多くの受験生にとっては、「80点を90点にする」よりも「40点を60点にする」方が全体の合格可能性が上がることがほとんどです。

限られた時間を「得点」に変える意識を

受験勉強では、「頑張ったかどうか」ではなく「その頑張りが点数になったかどうか」がすべてです。

理解を深めることは大事です。

しかし、それが今の自分に本当に必要かどうかを常に問いながら進めていくことが、受験勉強を「自己満足」で終わらせず、「結果」につなげるコツです。

最後に

「ここまでやってきた勉強が、本当に点数に繋がる内容だったか」

このタイミングで一度、立ち止まって見直してみてください。

           

まだ時間はあります。

これまでの努力をムダにしないように、ここからは「結果に繋がる行動」を、意識していきましょう!

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