苦手科目への取り組み方

こんにちは、担任助手の河上です。

最近とても暑い日が続いていますね。室内でも熱中症にはなるのでしっかり水分をとってください。その時に少しポイントがあります。

 

暑さの中、作業や運動をすると汗とともに塩分やミネラルが体から奪われてしまいます。その時に水を飲むとより体液中の塩分濃度が薄まって、体が水分を出そうとして余計に脱水状態になってしまいます。なので、汗をかいたときは水よりも塩分やミネラルが多く含まれているスポーツドリンクを飲むことをお勧めします。でも、飲みすぎはだめですよ。

 

少し話が脱線してしまいましたが、それでは本題に移ります。

いよいよ夏休みがやってきましたね。 

皆さんはどんな夏にしたいですか。

私はこの夏休みを使って、ぜひ苦手科目に取り組んでほしいと思っています。

苦手科目はつい目をそむけたくなりますが、そこから逃げずに毎日少しづつでもいいので、向き合ってみてください。ここで、私の苦手教科の勉強方法について紹介します。

 

私は数学と化学が特に苦手でした。

 

数学は共通テストの問題形式が特に苦手で、受験を通して完全に克服できたとは言い難いですが、3年生の1学期よりは苦手意識は少なくなり、解ける問題数も多くなりました。私が夏休みにやっていたのは高速マスターです。高速マスターは基礎問題が中心に出題されます。各単元ごとにステージがあるので苦手な単元を主にやってみてください。高速マスターのおかげで正確にスピーディーに計算できるようになりました。

 

高校3年生で「単元別演習で数学をやってるけど、全然問題が解けない(分からない)」と思っている人はスキマ時間でもいいので、基本問題に戻ってみてください。

 

化学に関しては、まず理論がよくわかっていなくて、問題文を読んでも何をすればいいのかが全く分からない状態でした。まず、私がとりかかったのが教科書を隅々まで読んで、仕組みを理解することです。ただ単語だけ覚えているだけでは、問題を解くことができません。教科書を読んで、「なんで?」や「この計算式は何を意味しているの?」などとたくさんの疑問点が出てくると思います。私はその疑問点を友達や先生に自分の納得のいく解釈が見つかるまで質問したり、考えたりして「分からない」を少なくしていきました。そして、自分の言葉でまとめ直して自分だけの教科書をつくって、寝る前に一度読み返していました。すると、いつの間にか化学が苦手から少し得意と言えるまでになりました。

 

数学が苦手という人は一度基本問題に戻ってみたり、古文・漢文が苦手という人は文法書や単語帳を見直してみたりなど、苦手科目は一度基本に戻ってみてください。基礎を固めるのは今のうちです!!

 

最後に…

 

苦手意識をなくすことは簡単ではありません。また、その苦手な科目の勉強に時間がかかるのは当たり前なことです。なので、普段の学校生活よりも自分のしたい勉強に時間が使えるこの夏休みに自分の弱点と向き合い、夏休みが終わるころには少しでも苦手意識を減らして、解ける問題を増えるように一緒に頑張っていきましょう。

 

分からない問題があったら、たくさん相談してください。

みんなでこの夏を乗り切りましょう!!

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