単元ジャンルを上手く活用しよう
こんにちは!担任助手の吉岡です。
9月も半分くらいが過ぎましたがまだまだ暑い日が続いていますね。
そんな中、いよいよ玉名高校では文化祭が行われようとしてますね。
今年は一般客も入れると聞いたので、私が高校生だった時の文化祭とは比べ物にならないほど盛り上がることでしょう。
準備がまだ残っているという人は最後まで頑張ってください。
1、2年生は全力で楽しんできてください!
3年生は気が気では無い人もいるでしょうが、1つだけでも出し物を見ると良い気晴らしになるかもしれませんよ。
単元ジャンル
今回は単元ジャンルについて話していこうと思います。
単元ジャンルは自分の苦手な分野を過去問演習の結果を参考にAIが分析して志望校のレベルに合った問題を提供してくれるツールです。
自分で過去問演習の結果を見て苦手分野を分析して、自分に合った問題集などを購入する必要が無いため非常に便利なものです。
せっかく取ったんだから上手に使いたい
こう思う人がほとんどではないでしょうか?
「そんなこと言われなくてもちゃんとやってます!」
と思う人が多いでしょうが進めることに固執し過ぎてしまうと、あまり意味の無い使い方をしてしまう可能性があります。
そこで、単元ジャンルを上手く活用するためにはどうすれば良いか、私の受験期の経験やもっとこうしておけば良かったといったことを踏まえて2つほど書いてみたいと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
単元ジャンルを上手く活用するために必要なこと一つ目はどれだけレベルを下げられ、失敗しても諦めないことだと私は思います。
何を当たり前のことを言っているんだと思うかもしれませんが、この単元ジャンルにおいてはそれがかなり難しいものです。
単元ジャンルを始めている3年生なら分かると思いますが、本当に自分の苦手な分野の問題ばかりが提供されていると思います。
まだ志望校のレベルと自分の実力が大きく離れている人にとってこれほどきついものはないかもしれません。
また、最初に提供されている問題に何回か不合格になるとレベルを落とされてしまうのもしんどい所です。
実際に私も志望校とのレベルが離れていたので、単元ジャンルでレベルを下げられまくり、その下げられた問題もクリアできないということもありました。
嫌でも自分の苦手と向き合わねばならず、始めてすぐはやる気があり良いかもしれませんが、ある程度経つと精神的にやられてしまう人もいるでしょう。
しかし、逆に考えればここの苦手分野さえ克服することが出来れば志望校合格に近づくこということです。
また、レベルを下げられたということは自分にはこのレベルが適切だと判断されたということです。
潔く受け入れた方が良いです。
もし、自分のレベルより下の問題に下げられたらそのレベルの問題はすぐにクリアできるはずです。
志望校合格に近づくと考えたらそれだけで、本気で志望校合格を目指している人なら頑張れると思います。
私はこのことを頭に置き、ひたすらに頑張ってました。きつい部分もあるとは思いますが諦めずに頑張ってください。
二つ目はその分野の基礎がきちんと理解できているかを確認することだと思います。
これは主に数学や理科で重要になってくると思います。
先程ひたすらに頑張ろうと書きましたが、頑張っても身にならなければ意味がありません。
でも基礎が分かっているかどうかはどのように判断するの?と思う人もいると思うので私はどう判断していたかを書いてみます。
数学を例にとると解説で「~より」(~には教科書に載っているような公式や定理が入ると考えてみてください。
例 二項定理、加法定理、1/6公式)
と書いてあることがあると思います。
解説を読んでいてこれらの部分に?となったら基礎が理解できていない可能性があります。
私はそれで判断していました。
私の場合、数学ではこのようなことになったことはありませんでしたが、化学の無機有機の分野において物質の基本的な性質すら理解できていないまま単元ジャンルの問題に取り組んでしまっていて、永遠にクリアできないという無駄な時間を約1か月過ごしてしまいました。
もし基礎が分かっていないとなったら、迷わずに基礎に戻ってください。
今更基礎固めなんてしてる時間は無いと焦る気持ちも分かりますが、基礎が分かってないのに、単元ジャンルに取り組んでも、私のように時間を無駄にするだけで、本末転倒です。
教科書や参考書を使って基礎固めをしたり、基礎マスターで基本問題の演習、再受講をするのも良いでしょう。
基礎が固まったら後は演習あるのみです。
最後に
単元ジャンルに取り組む期間はひたすら苦手分野に挑まないといけないので、きついと思いますが、ここで頑張れるかどうかは合否に大きく関わってくると思います。
しんどい時もあるかと思いますが、最後まで諦めずに頑張っていきましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました。