共通テストの英語が読み終わらない.....

こんにちは!担任助手の吉岡です。

7月も後半ということで暑さがとんでもないことになっていますね。

自分の場合少し歩いたり、自転車をこいだだけでも汗だくになるので非常に困っています

昔はこの暑い中部活をしてたなんて信じられません笑。

共通テストの英語

前置きはこのくらいにして本題に入っていきます。

共通テストの演習や模試などでも共通テストの英語が最後まで終わらないという問題に直面しているという人も多いのではないでしょうか?

 

単語も熟語も文法もかなり覚えてきたのにどうして...となっている人もいるのではないでしょうか?

以前の私もそうでした。

ホームルームの単語テストでもほぼ毎回1分くらい余らせて95くらいは安定させていたのに、大問5くらいまでしか終わらずなかなか点数に結び付かずに悩まされていました。

 

これではマズいと思い、自分はなぜ点が取れないのかを試行錯誤してみたところ幾つかの問題点が浮かび上がってきました。

これに当てはまる人も居るのではないでしょうか?

浮かび上がってきたもの

試行錯誤を重ねた結果私が直面している問題は主に次の三つでないかと分かりました。

 

① 一つの問題に時間を掛けすぎることが多すぎた

② 問題中の英語を全て読もうとしていた

③ 英文をいちいち完全に訳そうとしていたため読むスピードが遅い

 

一つ一つどう対処していたか書いてみようと思います。

①について...

私の場合、しっかりと読めているところは正答率が高いと分かり、逆にほとんど読めていないところは壊滅状態でした。

(担任助手になり生徒との面談を通じてもそのような人が多いと感じています)

 

それを踏まえ、しっかりと読めている大問の中の難しい設問に時間を掛けすぎてしまってると分かりました。

 

 そこで私は1分かけても答えの目星がつかなければ諦めるようにしてました。

解き切りたい気持ちも分かりますが前半の難しい問題に拘りすぎて後半の簡単な問題を落としてしまうのは非常に勿体ないし、点数にも結び付きません。

 

②について•••

私は共通テストの問題文を全部読もうとしていました。

はっきりと言います。これは並大抵の努力では厳しいです。

 

共通テストの英語を時間内に読み切るには、問題を解く時間を考慮して一分で150語ぐらいを読まなければならないとされています。

これでもギリギリです••••

 

それってそんなに難しいの?って思う人もいると思うのでwpm診断というものをやってみて下さい。難しさが分かると思います。

行けたぞ!という人もこれを続けるとなると気が遠くなる人もいるのではないでしょうか?

 

私はこの事を知り、wpmもやってみて全部読むのがどれだけ難しいかを思い知らされました。

そこで、少しでも読む量を減らすための工夫を模索しました。

 

私は以下に書くようなことを工夫していました。

 

模試などの解説を読み、答えの根拠となる所を確認してみると、特に前半の大問では読まなくても良い文章があることに気づきました。つまり、必要最低限の文章だけを読んで問題を解くことが出来れば、読む量を減らせると考えました。

 

問題を解くのに必要な文章を見分ける方法の一つとして解説にも書いてあることの多い設問の言い換えの表現を見つけられるようになることが挙げられます。

例としてはget to=reach、 arrive atなどです。

設問の表現を言い換えてある表現がある文章は答えの根拠となる可能性が高いです。

これが出来るようになるためには単語力や熟語力は必須であり、その上で演習を積んで行くしかありません。

 

③について•••

例としてはI play the piano.

訳は「私はピアノを弾く」です。

これを、「私は弾くピアノを」と行った風に、英語の順番のまま訳してみてもこの人はピアノを弾くんだなということは分かると思います。

 

これぐらい簡単な文ならば前者のように訳しても後者のように訳してもほとんど差はないでしょうが、少し長くて複雑な文ともなるとかなり差が生まれると思います。

 

実際私も毎回日本語の順番で訳そうとしていたから読むのが遅いという結論に至りました。

共通テストはとにかく時間との勝負です。簡単な文章まで毎回日本語の順番で訳していては間に合わせるのは厳しいです。

そこで、共通テストレベルの文章でも英語の順番のままで訳をして、なるべくミスなく内容を理解できるように練習を積みました。

 

日本語の語順と英語の語順が異なるので、最初は難しいと思いますが、慣れれば今までよりも早く英文を読めるようになると思います。

 

練習法として、私は音読を何度も繰り返し、頭の中で訳がスラスラと出来るように訓練したり、英語の音源を聞き、先程のような訳の仕方で内容を確実に把握できるまで繰り返していました。

 

とは言っても、早く読むことに拘りすぎて内容をミスリードしてしまっては本末転倒なので、そこには注意するようにしてください。

最後に

これを続けていった結果最初は慣れませんでしたが、毎回模試で50点くらいだった英語の点数が本番では最後まで読み終わり80近くまで上がりました。

英語が得意な人からすれば大したことないでしょうが、自分にとっては大きな進歩でした。

そして、人によって問題点は異なり早く読むための工夫は他にもあると思うのでいろいろ模索してみてください。

 

また、今回大々的に単語や熟語については取り上げませんでしたが、私の場合最初の方にに書いたくらいには努力していたので困らなかっただけであって、ここに課題がある人も多いと思うので、そういう人は高速基礎マスターなどを通じて、単語力や熟語力を上げていくようにしてください。

最後まで読んでいただき有り難うございました。

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