土台をつくる
こんにちは、担任助手の徳山です!
いよいよ通常通りの登校が始まりましたね!3月からの休校や分散登校に慣れてしまって、いきなり毎日登校するのは正直きついですよね…。特に1年生は入学してまだほとんど登校していないのに、授業が例年以上にハードだと思うので慣れるまで時間がかかると思います。2・3年生も同様に、遅れた分の学習を取り戻すために授業が早く進んだり、課題が多く出されたりするかもしれません。
授業や課題は最低限やるべきことです。そこから、自分に足りていないものは何か考えて、受講や高速基礎マスターをどれだけやれるかが学力を伸ばすかどうかを決めると思います。通常登校に体を慣らしながら、体調に気をつけて勉強の習慣を整えていきましょう!
学力を伸ばすには
突然ですが、皆さんは自分が住んでいる地域を見て、目につくものって何ですか?おそらく、誰かの家や建物と答える人が多いと思います。では、建物だけでまちが作られていると思いますか?実はまちとは道路や地盤といった土木関係のものが街の骨組みとなっているんです。つまり、道路などの土台があって、その上に建物が造られ、人がいて、まちができるんです。そして、その上に建てられる物がどれだけ丈夫で長持ちするか、優れているかは土台(基礎)が左右しているといっても過言ではありません。大きなものを造ろうとすればするほど基礎に力を入れます。
私はまちも勉強も一緒だと思います。教科書の内容を理解することが1番目の土台です。そしてその上に理解した知識を使えること、模試の問題が解けるレベルまでに使いこなすことを積み上げていくんです。
でも、実際どこまで積み上げられたかは普段の勉強からはわかりませんよね。そこで東進の模試が役に立ちます。東進では定期的に模試があるので自分の力試しを一定の期間で行えます。
最近で言えば、1・2年生は大学合格力基礎力判定テスト、3年生は難関大有名大本番レベル模試を受けましたね。自己採点、やり直しを全部やったという人は少ないと思います。担任の先生たちがやり直しを早くしようというのは、それが最も効率的に得意・苦手分野を把握し、苦手をつぶせる手段だからです。
自分ではわかっているはずだと思っていた問題が解けなかったりしたことがあると思います。それはうまく知識の土台を積み上げられていないからかもしれません。
1・2年生は絶対にやり直しを全科目やってください!出題されたのは基礎力を確かめる問題です。基礎を無視して標準・応用問題は解けません。今のうちから土台を積み上げて、受験生になったときにスムーズに勉強を始められるようにしておきましょう。
3年生は学校と受講でやった分野のやり直しはしっかり行うようにしましょう。今は難しくて全然手がつけられない問題も多いと思います。でも、入試本番ではそのような問題を解かなければなりません。まだ本格的に2次試験対策は始めている人はいませんが、今のうちに問題形式に触れられるのは大きなアドバンテージになります。これを無駄にしないよう自分でしっかり計画を立てて行動に移していきましょう!
6月21日(日)には全国統一高校生テストがあります。それまでに少しでも知識の土台を積み上げていけるよう、毎日の学習内容を身につけていきましょう!
校舎長