分かっているつもりを無くすには?

こんにちは!担任助手の吉岡です。

最近は本当に暑い日が続いていますね。

朝の時間帯でも駅から学校まで自転車で行くだけでも汗だくになります。

 

部活をしている人は特に熱中症に注意していかなければなりませんね。

水分や塩分をしっかり取ることも大事ですが、睡眠時間を確保することも熱中症防止に役立つと思います。

分かっているつもり

本題に入っていこうと思います。皆さんはこのような経験はありませんか?

 

数学などで「似た問題を前にも解いたような気がするけど分かんないな」であったり、「よく出てくる問題だから解けるけどこの前友達に聞かれた時になんでこうなるか答えれなかったな」

今挙げたような事に心当たりがある人は実は内容を理解できておらず、分かったつもりの勉強言い換えると殆ど暗記をしてしまっていると思われます。

 

特に数学や理科では分かったつもりでは共通テストや二次試験を解くことは難しいです。

では、理解しているというのはどういう事なのでしょうか?

 

私なりの答えは「理解していない人に教えてその人に分かって貰えるような説明が出来ること」だと思います。

 

これは私が担任助手としてここで働くようになってから感じるようになったことです。

私自身の話ですが、皆さんが数学や理科などで質問に持ってくることがあると思います。

その時私は、「絶対に高校時代に解いたことのある問題だな。見たことある。でも今すぐに説明まではちょっと...」となるとこがあります。

分かっているつもりの典型例です。

 

最近高校の内容に触れていなかったという何とも情けない言い訳を使用しても、教科書や解説を見ても本当にこんな感じだったっけ?であったり、これ何やってるの?と戸惑うことがあります。

きちんと理解できていなかった証拠ですね...

 

言い訳とは言っても長らく触れていないと、分からなくなるのは事実ではあると思うので、数週間に一回程度で復習していけば、忘れてにくくなると思います。

 

一方、高校時代にきちんと理解出来ていた分野については、問題が複雑であったり、難解であったりなどで言語化に詰まることはあっても、本当にこうだっけ?となるとこは基本的に無いです。

 

高校時代にあまり理解出来ていなかった分野でも教えようとなれば私も教科書や参考書を見て理解しようと努めます。

すると、教えれるように頑張ろうという気持ちから起因するのか現役の時はよく理解できていなかった内容でもそうだったのか!となることがあります。

 

そこに至れた分野は説明もスムーズに行き、また同じような質問が来ても以前よりは対応が早くなることが多いです。

こういった経験から私は人に教えられるくらい理解して初めて分かったつもりを脱することが出来ると思うようになりました。

 

皆さんも友達同士で教え合ったりしてみると理解が深まるかもしれません。

しかし、人に教えるという機会が多いとういうわけでは無いという人や、少なからず相手の時間を奪ってしまうので申し訳ないという人もいると思うので、そういう人は自分の頭の中で人に教えるつもりで、問題の解説や理論の説明などをしてみたりすると良いかなと思います。

 

私も大学のテスト勉強では、自分の頭の中で学習した理論を構築し、人に説明するような感じで手を動かしたりしています。

偶々かもしれませんが、それをやり始めた時の方がしていなかった時よりも成績が良かった気がします。

最後に

夏休みも中盤に差し掛かり、8月の模試が近づいてきましたね。

模試は分かったつもりを無くせたかどうかを確認できる最高の機会です。

目標点などを決めて、模試に向かって頑張っていきましょう!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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