看護学科って何をしているの?
皆さんこんにちは!担任助手の安岡です。いよいよ今週末文化祭がありますね!たくさん楽しんでください!19日に見に行きます😊
今日は私が行っている看護学科で何を学んでいるのかや想像と違ったことなどを伝えていこうと思います。まだ一年目なので多くは学んでいませんが、看護学科を目指している人の役に立てたらうれしいです!
何を学んでいるのか
私は西里駅の近くにある熊本保健科学大学という大学に通っています!電車の中から見えるので知っている人は多いのではないでしょうか。その看護学科の1年ではどんなことを学んでいるのかを伝えていこうと思います。
まず座学について話していきます!
1年の前期では、全体的に看護の基本的な技術や知識について学びました。パソコンの使い方や看護について学んだり、解剖の授業で人体について詳しく学んでいきます。授業のほとんどが看護についてです!私が一番苦手だったのは看護学概論という科目で生活者とは、人間とは、看護とは、病人のニーズとはなどの定義について深く学ぶ科目です。私には合いませんでした...
座学と並行して行う実技では、学生4人組でグループになってベッドメーキングをしたり、学生が看護師役と患者役のどちらにもなってベッドから車いす、ストレッチャーへの移乗を行い、そのまま移送しました。ほかには個人防護具の着用です。
前期の一番の山場はバイタルサイン測定です。バイタルサインとは呼吸数、脈拍、血圧、体温といった生命兆候のことです。これが正確にできないと患者さんの状態を正確に捉えることができないのでとても重要です。バイタルサイン測定は自分の聴診器を使うのでとてもテンションが上がります!
入学してすぐに実技の授業が始まり、週に一回木曜日か金曜日のどちらかにありました!2限~3限分使って授業があるので終わったあとはかなり疲れます。
想像と違ったこと
次に私の想像と違ったことを話していきます!
・空きコマが少ない!?
まず、思っていたより看護について学ぶ授業の数が多いということです。
そのため授業のほとんどが必修で空きコマは少ないです。これが実際の時間割です!もちろん授業が休みになる場合もあります!割と寝てしまう人も多いですよ😊

・体力が重要!
看護を学び始めて感じたのですが、とにかく体力が必要です。
看護を行うときは基本的に患者さんがベッドに横たわっています。それに加えて、ベッドの高さも腰より少し下までしか上がらないので作業を行うときは基本的に中腰になってしまいます。また、ベッド上に患者さんがいる状態でシーツを交換しなければいけないときもあります。このように体を使って作業することが多く、基本的に自分より体格が大きい方の移乗や体位変換を行うのでボディメカニクスというものを利用して看護を行います!
・とにかく気付く!
想像していたよりも患者さんと密接に関わります。
看護師が患者さんに一番近い存在であるため、看護師が患者さんの変化にいちはやく気付いて医者に伝えなければいけません。ほかにも褥瘡(じょくそう)というものができないように看護師が定期的に体位変換を行わなければいけません。そのためコミュニケーション能力や少しの変化に気付く力がとても重要です。
・友達をつくりやすい!
授業がほぼ必修のため友達をつくりやすいです!同じ学科の人がみんな同じ授業をとっているので、ほかの学科に比べて一緒にいる時間が長くなります。
・身だしなみに厳しい!
想像以上に身だしなみについて厳しいです。
身だしなみやお辞儀の仕方、挨拶の仕方などのマナー講座があります。また、実技の授業の前には毎回先生のチェックがあります。前髪はピンでとめておでこを出したり、きれいなお団子をつくるなどがあります。もちろん爪は短くしておかなければいけません。メイクもダメです!そのため、みんなポーチの中に常に髪ゴム数本と、大量の黒のピンと爪切りを持っています!
もしチェックで注意を受けたら授業に参加できません。そのため、みんな授業の前に必死に友達とチェックしあってます!
最後に
書いたことだけを見ると大変そうでやりたくないと感じた人がいるかもしれません。
ですが実際やっていると、自分が学んでいることが患者さんの命を救ったり、安全・安楽を支えることに繋がると感じることの方が多いです!もちろん大変だと感じることはありますが、看護師は人の命を扱う仕事だと思うと大変すぎると思うことはありません。私はいつか今までお世話になった人への感謝を看護という形で返していけたらいいなと思いながら看護を学んでいます!
少しでも看護師を目指している人の役に立ったり、将来について悩んでいる人の助けとなったら嬉しいです!
看護について聞きたいことや気になることがあったらいつでも聞いてください!もちろんほかのこともいつでも聞いてください!最後まで読んでいただきありがとうございました。


