睡眠も受験には大切
こんにちは!担任助手の河上です。
最近は日中は暖かい日もありますが、だいぶ気温も下がってきて、秋らしくなってきましたね。
服の温度調節が難しい時期ですが、かぜをひかないようにしっかり体調管理をしてください。
話は変わりますが、今日で共通テストまであと71日ですね。100日をきった時から早くも1か月が経とうとしています。時間は経つのが早いですね。
私も受験を終えて半年以上が経っていることに驚いています。
そして今の時期、受験生は学校でも授業のほとんどが共通テストの演習をして、週末には模試を受けてと、間違い直しなどに追われる多忙な日々を過ごしていると思います。
そして今回私がお話したいのは、睡眠についてです。
皆さんは一日にどのくらい睡眠をとっていますか。
また、時には外に出て周囲を散歩してしたりなど気分転換をする時間をとっていますか。
受験生の中には、「睡眠は受験勉強するうえでは無駄な時間だ」と思ったり、「勉強以外のことをする時間がもったいない」と考える人もいるかもしれません。
時間への考え方は人それぞれだと思いますが、私は毎日6時間ぐらいはしっかり睡眠をとったり、長時間机に向かっているときは1~2時間おきには10~15分程度の気分転換をする時間を取ったほうがいいと思います。
皆さんは前日に十分に睡眠がとれていなくて、次の日に集中力が続かなかったり、日中眠すぎてやろうと思っていたことが一つも終わらせられなかったなどという経験はありませんか。
私も去年の今頃は目標点数に全然届かない焦りから、寝る時間を削って勉強したりしていましたが、今思えばいいことは何もなかったと思います。
もちろん、睡眠時間を削って勉強することで自分的には自分のその日のノルマを達成できた達成感はあったのですが、学校の演習の時間に眠くなってしまって、集中力が全く続かなくて演習をした意味がなかったり、一日にこれだけやろうと決めた計画もほとんど終わっていなくて、次の日などにしわ寄せがいってしまったりなど、眠気があることによって勉強の効率が悪くなってしまうときがありました…
睡眠って大切!!
睡眠は寝ている間に脳を休めているだけではありません。記憶の定着において睡眠は欠かせない要素です。睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類があることは知っている人が多いと思います。
レム睡眠は「身体だけが休んでいる状態」で、ノンレム睡眠は「脳も体も休んでいる状態」のことで、この二つの睡眠は90~120分を一セットに繰り返されています。そして脳はノンレム睡眠中にいらない情報の消去や必要な情報を固定し、レム睡眠中は必要な記憶の整理しています。
つまり、睡眠時間が少ないということは記憶の定着が十分にできていないということになります。また、自分はまだ大丈夫と思っていても、身体は気づかないうちに限界を迎えているということもあります。
私はきちんと睡眠をとって、常に体調を万全の状態に整えておくのも、自分の実力に中に入っていると思います。どんなに実力を持っていても、試験時間に実力を発揮できなければ、後悔することになってしまいます。
なので、勉強するときは集中してする、休むときはしっかり休むというメリハリをもつことが大切です。メリハリをつけることで集中力を高めることができ、勉強効率も上がると思います。
共通テストまであと71日、自分の身体を大切に一日一日を無駄にすることがないように全力で頑張りましょう!!