出題者の意図をよむ
こんにちは!担任助手の前田です。
現在ウクライナとロシアの戦争があっていますね。ニュースで様子を見ているだけで恐ろしいです。
戦争があっていない日本は本当に平和だと改めて実感しますね。当たり前のように過ごしているこの毎日も幸せなことです。
1日1日を有意義に過ごしていきましょう。
問題の真相
突然ですが、この問題を考えてみてください。どんな意図があるのでしょう。
ある中学校の入試問題です。
〈「ドラえもん」が優れた技術で作られていても、生物として認められることはありません。それはなぜですか。〉
この問題には生物に関してある記述がされていました。①自分と外界を区別する境目を持つ②自身が成長したり、子を作ったりする③エネルギーを蓄えたり、作ったりする仕組みを持っている
これらが生物の特徴として挙げられていました。これらを参考にすると、「ドラえもんには生殖機能が備わっていないから生物とは言えない」が解答になります。
ある塾で小学5年生にこの問いを投げかけたところ、様々な意見が出ました。例えば、「ドラえもんはビッグライトを使うことで成長することができる」や「フエルミラーを使うことで分身を作ることが可能だから生殖といえるのではないか」といった意見が出ました。
麻布中学「ドラえもん問題」の真相 #プレジデントオンライン https://president.jp/articles/-/8859
この問題を与えられた小学5年生は、正解と言えるかは別として、自分の意見を自分なりの視点で答えていました。
ここで何が言いたいのかというと、自分の意見を自分なりの視点で持ち、言語化したり文章化したりできる力というものが重要だということです。
共通テストはマーク式なので、時には運も味方につけることができますよね。それが良いところだと思います。しかし、正解したからいいというような結果論の考え方になってしまってはいけません!
その問題の本質を理解することが大切です。勘で当たった問題もやり直しの時に見直す必要があります。
また、国公立大の二次試験や私立大の試験では記述式も多くあります。
だからこそ出題者がどんな意図でこの問題を出したのか、それに対して自分の意見をどこまで言語化できるのかが大切になってきます。
だから今のうちから、学校の勉強や受験勉強に限らず、身の回りにある問題やトレンドに挙がっていることに対して、自分の視点で様々な意見をアプローチしてみてください。