1日1日を大切に
こんにちは!担任助手の前田です。
最近、蒸し暑くなってきて夏に近づいてきましたね。
これから梅雨に入ると雨も多くなり、どんよりした気持ちになると思いますが、蒸し暑さに負けないくらい勉強も頑張っていきましょう!
そして今、部活に入っている人は高校総体の期間ですね。自分の全力を出せることを祈っています!頑張ってきてください!!
日々のありがたさ
私は最近、心を動かされたある本に出会いました。その本は、『妻が願った最期の「七日間」』という本です。ざっと内容を説明すると、末期癌と診断された女性が闘病生活中に病院で書いた詩を旦那さんがまとめて出版されている本です。
とても心動かされる部分があったのでそこを紹介しようと思います。「七日間」という題名にもあるように、七日間元気な時間が欲しいという詩です。
一日目は、台所に立って料理をいっぱい作りたい。二日目は、趣味の手作りをしたい。三日目は部屋のお片付けをしたい。四日目は、愛犬を連れて旦那さんとドライブに行きたい。五日目は、子供や孫の1年分の誕生会をしたい。六日目は、友達と集まって憧れの女子会をしたい。七日目は旦那さんと二人で部屋で過ごしたい。
と詩に書かれていたそうです。
短く動画でもまとめてあるので、気になる方はぜひ見てください。
私が思うに、どれも当たり前にできそうなことですよね。料理したり、部屋の片づけをしたり、友達と話したり、、、。
しかし、残りの人生が短いと分かった時に、当たり前のようにあった日々のありがたさに気づくのだと思います。誰だってそうだと思います。私だってそうです。人はいつ死んでしまうのか分からないとよく聞きますよね。でも実感が湧かないから、当たり前の大切さに気づけないのだと思います。
みなさんは今、当たり前のように高校に行っているけれど、それも当たり前ではないのです。毎日お弁当を作ってくれる人がいること、送り迎えをしてくれること、塾に行かせてくれていること、美味しいご飯が食べられていることなど毎日のことすぎて当たり前のように感じますが、決して当たり前ではありません。
時には、いつも支えてくれている家族や周りの友達に素直にありがとうと伝えることも大事かもしれませんね。
みなさんが忙しい毎日を送っているのを知っているので、この本を絶対に読んでとは言いませんが、当たり前の大切さに気付いてくれたら嬉しいです。1日1日があることも当たり前ではないので、1日1日を後悔しないように大切に生きてほしいと思います。
もちろん受験までの苦しい日々も当たり前ではありません。1日1日を大切に勉強をがんばっていけたら良いと思います。もしかしたら自分が死んでしまう時に、あの時もっと勉強して行きたかった大学に行けばよかったと後悔するかもしれません!私は東進に来てくれているみなさんには、受験に関して後悔をしてほしくありません!
だから、今のうちから、1日1日を後悔しないように勉強して過ごしていきましょう!
ジメジメして嫌な時期が来そうですが、これからも頑張っていきましょう!!