化学の勉強法
こんにちは!担任助手の平川です。
つい先日まで大雨が降って大変でしたね。
佐賀では道路が冠水し、大学に行けず非常に厄介極まりなかったです。
そして雨天続きが終わったと思ったら今度は猛暑が来てとても鬱陶しいですね。
皆さんくれぐれも体調には気を付けてください。
ところで化学の勉強法に悩んでいませんか?
今回は化学の勉強について話していきたいと思います。
まず理解してほしいこと
化学を勉強するにあたって大事なことは覚えるべきところは覚えて理解するべきところは理解することです。元素記号を覚えていない状態で問題を解くのは、アルファベットを覚えずに英文を読むのと同じくらい難しく、熱化学の問題を解くときヘスの法則を理解していないと解くことができません。
このように暗記と内容の理解を両立して学習することを大事にしてください。
知識の入れ方
まず化学という教科は暗記の部分が多いと思います。特に有機、無機化学ですね。
無理やり何回も化学式や名前を赤シートなどを使って覚えたりする人がたまにいるのですが、この覚え方は本当にやめたほうがいいです。すぐに忘れてしまいます。無機化学などは物質の種類がかなり多くてなかなか覚えれません。ここで私が行っていた覚え方を紹介します。
まず元素ごとにその性質や化合物を覚えよう。
例えば硫黄(S)は、斜方硫黄、ゴム状硫黄などの同素体がある。
化合物は硫化水素H2Sや硫酸H2SO4などがある。といったように元素ごとに性質と化合物を覚えると網羅的に物質を覚えることができます。
次に元素のグループ分けをして覚えよう。
このグループ分けは元素の性質を比較して同じ性質の元素をまとめたりするという方法です。
例えばFe,Ni,Ar,Crは濃硝酸に対して不導体を作る。といったようにまとめると覚えやすくなります。
まとめて覚えるとこの図のように性質から元素を問われたりしたときに有効になります。
問題演習について
知識がある程度身に着いたら演習に取り掛かりましょう。この時私が大事にしていたのは間違えなおしです。
もし問題を間違えたとき、まずどうしてその問題を間違えたのか考えてみましょう。おそらく計算を間違えた。または、問題の解き方がわからなかった。というこの二つの結果が主に出てくると思います。
一つめの計算間違いについて化学は計算する桁数が多い問題が多いため計算ミスをおこしやすいと思います。もし自分は計算ミスをよくするなあと思っているなら問題を解くとき必ずよく見直しをしましょう。
二つめのそもそも問題をどうやって解くのか?という疑問が出たなら必ず教科書や参考書などでもう一度定義を確認しましょう。どんなに難しい問題でも必ず基礎的な定義を用いて解いていきます。ですので、少しでもあいまいな認識のままなら、よく教科書を読み直してください!
最後に
化学は理解が深まると、すらすら問題が解けるようになる楽しい教科です。
もうすぐ夏休みが始まると思うので、化学が苦手な人はこれを機に化学を得意教科にしてみてはどうでしょうか!!!