勉強してるのに点数が上がらない...
こんにちは、担任助手の河上です。
最近やっと九州北部の梅雨明け報道が出ましたね。熊本が北部に含まれているのかは微妙なところですが、暑さが本格的になってきましたねι(´Д`υ)
気温が高いせいで、体がだるく、勉強のモチベーションもなかなか上がりませんが、今が周りと差をつけるチャンスです!
この夏でどれだけ頑張れるかが、今後の点数にもつながってくるので、自由な時間が多くだらだらしてしまいがちですが、自分に厳しく頑張っていきましょう。
勉強してるのに...
最近「勉強してるのに、全然点数が上がりません。」「前回よりも点数が下がりました。。。」と落ち込んでいる声をよく耳にします。
私も高3の時は、「こんなにやってるのに、なんで点数が前より下がっちゃったんだろう。」「勉強の方法が悪いのかな。」などという悩みを抱えていました。
しかし、ここで諦めてしまうのは、
もったいないんです!!
様々な研究で、勉強し効果が表れてくるには、
約3か月かかる
と言われています。
なので、なかなか点数が上がらなくて悩んでいるのも当たり前なんです。
点数が上がるということは、今まで解けなかった問題が解けるようになるということです。すごいですよね。力が上がっているということです。
また、受験の時の「解けるようになる」というのは、定期テストで「解けるようになる」というのとは訳が違います。
定期テストは出題範囲が決められていて、答えもだいたいわかった状態で、解き方や答えが分かった状態で臨みますよね。そのため、定期テストで点数を取るためだけにやった問題は、その時しか復習しないので、テストが終わるとすぐに忘れてしまいますよね。定期テストの「解けるようになる」というのは「一時的に解けるようになった」という状態なのです。
一方で、受験での「解けるようになる」というのは、「いつ出題されても解けるようになる」ということです。共通テストの出題範囲は高校3年間で学習したすべての内容で、テストに出されるのはその3年間のほんの一部なんです。その一部をいつ出されてても解けるようになるという状態にするのは簡単なことではありません。長期記憶として定着させるには、何度も間違えて、やり直しをすることが必要なのです。
その期間がだいたい3か月ほどかかるんです。
なので、皆さんのテストの結果に出ているのは今から3か月前の4月までの成果が出ているということになります。また、今頑張って勉強している成果は3か月後の9月や10月に点数となって表れてきます。点数は一次関数のように直線的に上がるのではなく、ある時点から突然上がっていきます。
なので、もう一度言いますが、
ここで諦めるのはもったいないです。
皆さんはいま成長する途中地点にいます。たとえ、今解いたテストの点数が悪かったとしても、勉強をしている意味がないということではありません。自分を責めないでください。
今は間違えていいんです!!
間違えないと自分の弱点に気づくことができません。間違えて、復習して、出来なかったところをもう一度思い出して、どうして自分は間違えたのかに気づくことが模試を受ける意味です。
点数だけにとらわれず、「本番で間違えなくてよかった。」というプラスの気持ちで捉えてみてください。
最後に
今回私の話を踏まえて、不安をすこし和らげることができたでしょうか。
少しでも点数に対する認識を変わってくれたら、嬉しいです。部活動も終わり本格的に受験勉強を始めて、きつい頃ですが、あきらめずに自分を信じて、頑張っていきましょう!!
不安なことなどがあればいつでも相談してください(^^)/