勉強だけじゃない受験対策

こんにちは!担任助手の木下碧人です。

いよいよ夏休みも中盤に差し掛かり、受験勉強も本格的に熱を帯びてくる頃ですね。毎日、東進で黙々とペンを走らせているみんなの姿を見て、僕も去年のことを思い出して身が引き締まる思いです。
さて、この時期になると「とにかく勉強!勉強!」となりがちですが、実は勉強以外の準備も同じくらい大切なんです。今回は、私が受験生時代にやってよかったこと、そして「もっと早くやっておけばよかった!」と後悔したことも含めながら話していきたいと思います。

入試本番に向けた「環境準備」

入試本番で最高のパフォーマンスを発揮するためには、日頃から本番を意識した環境で勉強することが重要です。

1, 試験時間を意識した生活リズムの確立
本番の試験開始時刻に合わせて、脳と体を最高の状態に持っていく練習をしましょう。たとえば、共通テストの一科目目は朝9時半開始であるため(文系理系で日程の違いはある)、毎日9時には机に向かって勉強を始めるようにする。これを続けることで、本番も自然と集中できるようになります。だからみんなも本番一番頭が冴える時間帯を試験が始まる時間にするためにも、学校が休みの日は毎日9時に必ず東進来校しましょう!!

2, 本番と同じアイテムで勉強する

僕が特に意識していたのは、本番で使うアイテムを普段から使うことです

・共通テスト演習は鉛筆で:共通テスト本番はシャープペンシルではなく、鉛筆を使います。マークシートにきれいに、かつ素早く塗りつぶせるように、自分に合った鉛筆や消しゴムを見つけておきましょう。共通テストの過去問演習やマーク模試は絶好の練習機会ですので鉛筆を使いましょう!!

・腕時計は本番仕様に:会場には時計がありません。デジタルは禁止の場合も多いので、アナログのシンプルな腕時計を用意して、普段から模試の時などは本番使うであろう時計を使って時間を計る練習をしておきましょう。

・普段から着慣れた服装を見つける:本番は温度調節が難しい場合もあります。脱ぎ着しやすい上着や、長時間の着席でも疲れない服装を普段から見つけておくと安心です。

下調べは必須!

1.受験科目の確認は夏のうちに

自分が志望している第一志望の大学の共通テストと二次試験の配点はもちろんみなさん知っていると思いますが、私立を滑り止めなどで受けようとしている人はその私立の受験科目はしっかりと調べておいてください。例えば、数学が得意なのにその私立の受験科目に数学がないなどのことがあったりもするので自分の受験の型に合うかどうかを事前にしっかりと調べておきましょう。

2.私立大学の受験料と宿泊費の計画

私立大学は複数校受験することも多く、その分受験料もかさみます。また、地方から都市部の大学を受験する場合、ホテル代や交通費もバカになりません。この費用について、一度親としっかり話し合っておくことを強く勧めます。お金の話はデリケートですが、早めに相談しておいてください。

3,二次試験の会場、ホテル、飛行機の予約

遠方の大学を受験する場合は早めにホテルと新幹線や飛行機の予約しておきましょう。特に、大学へのアクセスがしやすい大学に近いホテルは人気となるためすぐに予約が埋まってしまいます。そのため遠方の大学を受ける予定の生徒は、半年前のこの時期から早めの予約がとても大切です。試験本番の不安要素を少しでも今の内から減らしておきましょう。

【実例】
僕の友人は、二次試験の会場のすぐ近くのホテルが満室で、結局バスで30分もかかるホテルに泊まることになりました。試験当日の朝、慣れない土地で乗り換えに手間取り、心臓がバクバクだったそうです。早めに予約していれば、こんな不安は抱かずに済んだはずです。

体と心のコンディションを整える

1.勝負メシ」を見つける

「これさえ食べれば集中できる!」「やる気が出る!」そんな自分だけの勝負メシを見つけてみましょう。僕の場合は、試験直前や勉強の合間に食べるラムネでした。糖分補給にもなるし、「よし、頑張るぞ!」と気合が入りました。

2.適度な運動を取り入れる
一日中座りっぱなしだと、肩や腰が凝って集中力も途切れてしまいます。私も、集中力が途切れたら廊下でスクワットなどの軽い運動をして気分転換していました。また、学校の体育の授業は全力で楽しんでいました。


まとめ

  • ・勉強以外の準備を早めに始める
  • ・二次試験の会場近くのホテルはすぐに埋まる!
  • ・受験料や交通費について家族と話し合う!
  • ・本番を意識した生活を送る
  • ・本番で使うアイテムを普段から使い慣れておく!
  • ・試験時間に合わせて生活リズムを整える!
  • ・心身ともに健康な状態を保つ
  • ・自分だけの「勝負メシ」を見つける!


これらの準備を今から始めることで、受験本番で余計な心配をすることなく、勉強の成果を存分に発揮できるはずです。
もし、これらの準備で不安なことがあれば、いつでもに相談してください。
さあ、あと数ヶ月、一緒に頑張りましょう!応援しています!

最後まで読んでくださりありがとうございます。

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