勉強する意味ってなに?

こんにちは担任助手の土山です!

11月も後半に入り、共通テストまで2ヶ月を切りましたね。。

最近、「なぜ勉強しなければならないのか」と質問されることがあります。

夜遅くまで机に向かい、休日も遊びやしたいことを我慢して勉強。そんな生活の中で「こんなに勉強して、将来何の役に立つのだろう」と疑問を感じるのは、とても自然なことだと思います。

私自身も高校生のころ、同じ疑問を抱いていました。

今日は、今だからこそ見えてきた、勉強する意味について、筋トレの経験を交えてお話ししたいと思います!

今になって気づいたこと

正直に言うと、学生時代に学んだ数学の公式や化学式の多くは、今の生活で直接使うことはほとんどありません。

「ほら、やっぱり役に立たないじゃないか」と思うかもしれません。

でも、あの時間は決して無駄ではありませんでした

受験が終わって数か月経った今、成績そのものよりも、もっと大切なものを得ていたことに気づきます。

それは「困難から逃げない姿勢」です!

・わからない問題に出会ったとき、すぐに諦めるのではなく、様々な角度から考えてみる。

・一度失敗しても、方法を変えて再挑戦する。

・難しい問題に少しだけわくわくする。

この受験を通して身についた“癖のようなもの”が、普段の生活に生かされています!

筋トレが教えてくれたこと

実は私、6月から筋トレを続けています。ジムに入会してすぐはどこを見てもマッチョばかりで、マシンに座ることが恥ずかしいとさえ感じていました。

でも、週3~4回、ジムに通い続けました。

最初の1ヶ月の変化はジムの雰囲気に慣れたくらいでした。

2ヶ月目も、劇的な変化はありませんでした。

しかし、3ヶ月を過ぎた頃、はじめ40kgで3セットしていたベンチプレスが、50㎏で3セットできるようになっていました。

この経験で、成長は直線的ではないことを改めて気づきました。

毎日少しずつ、目に見えないレベルで積み重なっていく。

そして、ある日突然、「あれ、できるようになってる」という瞬間が訪れるんです!

英単語を覚えるのも、数学の問題を解けるようになるのも、まったく同じです。今日覚えた10個の単語が、明日すぐに役立つわけではありません。でも、その10個が100個になり、1000個になったとき、長文がスラスラ読めるようになる。その瞬間の喜びを、私は筋トレを通じて思い出すことができました。

筋トレを続けていると、不思議なことに気づきます。重いものを持ち上げられるようになると、日常生活での自信も増してくるのです。

「あれだけ重いものを持てたんだから、この程度の困難は乗り越えられる」

勉強も同じです!

難しい問題を解けたという経験は、人生の様々な場面で「自分はやればできる」という確信を与えてくれます。

点数の裏にあるもの

受験においてテストの点数が1番大切です。でも、「点数が伸びなかったから今までの勉強が無駄だった」と思わないでください。

私がここで伝えたいのは、点数の裏にある「自分を信じる力」です。

「やればできる」という確信です。

わからない問題を何時間もかけて解いた経験。

そんな経験があるから、「今はわからなくても、続けていれば必ずできるようになる」と信じられるんです。

勉強を通じて学ぶのは、知識だけではありません。

・計画を立てる力

・時間を管理する力

・自分の弱点を分析する力

これらはすべて、社会に出てからも必要とされる能力です。

受験勉強は、これらの力を総合的に鍛える、トレーニングだと思います!そう考えると気持ちが少し楽になりませんか?

受験まで残された時間は限られています。

寒さも厳しくなり、体調を崩しやすい時期です。

でも、今この瞬間の努力は、決して裏切りません。テストの点数だけでなく、一生の宝物、かけがえのない経験になります。

皆さんの努力を、私たちは全力でサポートします!

一緒に、この冬を乗り越えていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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