進路
こんにちは!担任助手の小田です。
今日から12月に入り、高3生は最後の追い込み期間になりますね。今の時期からでも、まだまだ点数を伸ばすことはできます!私は、社会の第2解答科目の勉強を真剣に始めたのは12月でした…。(これは悪い例です。高校1年生・2年生はこんなことにならないように先を見据えて学習を進めましょうね。)それでも過去問演習や大問別演習を繰り返し行うことで、本番までに40点近く伸ばすことができました。また、第一志望校のA判定を初めてもらったのも12月でした。今まで頑張ってきたことが少しずつ結果に出てくる1ヶ月でもあります!模試の総合点だけで一喜一憂するのではなく、間違え直し
を早急に行い、どの教科のどの部分ができなかったのかをきちんと分析
し、1日1日を無駄にしないよう効率よく
勉強するようにしましょう!
自分の理想の将来像
庄山先生や田中先生のブログを読んで、大学受験を見据えた学習をすることの大切さを理解し、勉強に対する意識が上がったのではないでしょうか?それと同時に、志望大学・学部を決め、今の自分との差を知ることの必要性もよく分かったと思います。
そうは言いつつも、志望大学・学部をなかなか決めることができず勉強のやる気が出ない人やそもそも将来の夢がないから大学選びができないという人もいると思います。そんな人は、「将来どんな人生を送りたいか」・「自分が好きなことや特技を生かせる職業はないか」などを考えながら、いろいろ検索してみるといいと思います!
よく「普通のサラリーマンでいいです。」や「公務員になって安定した生活を送りたい!」という人がいますが、サラリーマンと言っても給料をもらって雇われている人はみんなサラリーマンであって、どんな職種でどんな会社に勤めたいのかで進路は違います。また、プログラマー・IT系業種・インフラ系・医師・看護師・薬剤師など公務員以外でも稼げて安定した仕事はたくさんあります。全ての職業を調べるのは非現実的ですが、「知らなかった」ではどうしようもないので、今のうちに自分の興味のあるものに関しては調べておくことをおすすめします。
私は、明確な将来の夢はなかったので、①「将来ある程度安定した生活が送れるくらいのお給料が欲しい」・②「小さい子どもが好き」という理由だけで、「教員になろうかな」という軽い気持ちで教育学部に進むことにしました。こんなに軽い気持ちで決めても、勉強のモチベーションは「大学生になりたい」という一心でなんとか保つことができました。そして、実際に教育学部に進んでみてどうかと言われると、「子どもが好き」ということもあって楽しく勉強できており、将来も子どもに関わる仕事がしたいと考えています。
ただ、正直色々と悩んだ時期もありました。
いざ大学に入ると、学校やアルバイト・ボランティア・趣味などを通して色々な人との出会いがあり、「こんな仕事や生き方もあるんだ」と思うことがたくさんありました。大学生になって、自由に使える時間が多いからこそ気づくことができることも多くあります。
大学生になって、将来の方向を変えることなんて全く珍しいことではありません!
むしろかなり多いと私は感じています。
実際に自分が将来どのような仕事をしているか、どんな人生になっているかは、どんな大学に入学するかではなく、大学生活において、いかに過ごしてきたかで決まることが圧倒的に多いです!
ですので、例えばですが、「お金持ちになりたい」から「出身大学別生涯年収ランキング1位の東京大学に行きたい!」という進路の決め方でも自分がその目標に向けて努力出来るならば、それでもいいと思います。具体的な進路はその後いくらでも悩めますから。
自分が将来、「どんな生活・人生を送りたいか」「自分の好きなことや特技を生かせるような仕事はないか」など、自分の理想の将来像を考えてみるといいと思います!
高校1年生・2年生は、大学入試まで「あと1年か2年しかない」と考えることもできれば、「まだあと1年か2年もある」とも考えることができます。最低でもあと1年はあるはずですので、夢は大きくもっていいと思いますよ!その分、努力するのみです!
東進のシステムを活用しよう!
東進POSの中には、合格設計図システムというものがあります。その中の「夢作文」「志作文」の部分に自分の思いや人生設計図など自由に書き出してみてください!
書き出してみることで、自分の気持ちを整理することができ、そのために何をしたら良いのか自分自身で気づくことができると思います。上手く書こうと思わずに、メモ感覚で書いてみてください!