参考書事情
こんにちは!担任助手の小田です。
共通テストが終わってから、もうすぐ1ヶ月が経とうとしていますね。
ほとんどの私立大学の受験も終わり、前期試験に向けてより一層頑張っていることと思います。
気を抜いていませんか?
ここで気を抜いてしまっては元も子もないです。
余裕をかましている人、逆転して合格を勝ち取ろうと必死で勉強しているライバルが山ほどいますよ!
ここでもう一度気合いを入れ直して、最後まで走り抜けましょう!
何事も浮気せずにやり切る!
面談をしていると、よく「参考書って買った方がいいですか?」と質問されます。
私の個人的な意見は、Noです。(※何回も言いますが、あくまでも個人的な意見です。)
もちろんその人の現状や目指しているもの・勉強の内容にもよりますが、個人的には買わなくてもいいと思います。
なぜなら、今持っているものを完璧にできれば、十分成績は伸びると考えられるからです。
学校の教科書・資料集・問題集・東進の受講・高速マスターなどの中で中途半端になっているものがあるならば、それを繰り返しやることこそが、合格への近道だと思います。
1回で身につくことってほぼないはずです❕
「教科書の内容が分かっていないのにもかかわらず、難しい問題にばかりチャレンジしていませんか?」
「確認テストでSSを取ったから、この単元は大丈夫だと安心していませんか?再受講が必要な単元はありませんか?」
「高速マスターは完全修得できていますか?」
まだまだ質問したいことはありますが、この中で1つでも当てはまるものがあるならば、まだ新しい参考書や問題集はいらないのではないでしょうか?
参考書をコロコロ変える人がよくいます。
難しい問題に当たってなかなか進まなかったり、しばらく参考書を使っていなかったり、自分に合っていない気がしたりすると、参考書を変えたくなってしまう...。頭がいい人が使っている参考書を使えば自分も...。新しい参考書を買って心機一転!などなど
しかし、そこには危ない罠があります。
①本当にやるべき所を見落としてしまう
→自分に合うか合わないかを単に進めやすいか進めにくいかで判断してしまっている可能性があり、それこそが自分にとって必要なものだったりします。
②同じ範囲ばかりやって先に進まない
→同じ問題を何度も解いてしまうということは、解ける問題までも何度も解いてしまうことになり、時間の無駄になります。
大事なのは、どの参考書を使うかではなく、その一冊の参考書をどれだけ極めることができたかです。
私自身は、参考書は一冊も買っていません。東進の受講・高速マスター・過去問演習講座・学校の教科書・資料集・問題集で十分でした。何なら、今あげたものを全てやり切ることはできませんでした。ちなみに、社会と理科に関しては、教科書と学校で買った資料集しか使っていませんが、8割以上取ることができました。(※文系です。)
受験が近くなると、焦ってきて、色んなものに手を出したくなる気持ちもわかります。そんな時は、「自分がやっていることを最後までやり切ることが大切だ」ということを思い出して欲しいです。色んなものに浮気しないようにしましょう!