2次試験を解くにおいて
こんにちは、担任助手の田成です!
このご時世で、多くの学校で分散登校やオンライン授業のところが多いと思います。
普段、学校があったときにはなかった自由な時間が多いはずです。
この自由な時間をどう使うかはあなた自身の取り組み次第であります。
苦手な分野をなくしたり、得意な分野を伸ばしたりというふうに時間を使っていけるといいですね。
大学ごとの特色を知る
東進では9月に入って、共通テスト対策もひととおり終え、2次対策の過去問演習も始めている人も多いですが、
2次試験は、共通テスト対策と比べて、難易度も高くて思うように点数が取れないという人もいると思います。
今回は、2次対策において自分自身大切にしていたことを述べていきたいと思います。
自分がどれだけ取るべきなのかを考える
皆さんは、2次試験の問題をどんな風に解いていますか?
すべての問題を着実に解いてしまわないといけないと思っている人もいるんじゃないでしょうか。
実はそんなことないのです。
それは、昨年度の大学ごとの2次試験の合格平均点を見てみると分かります。
熊本大学工学部の昨年の2次試験で見てみると、550点満点中合格平均点は289点(全体の52%)です。一方、法学部で見てみると400点満点中228点(全体の57%)です。
それぞれの大学学部学科ごとで科目ごとの点数や合格の目安となる点数が全然違うので、自分がどのくらいの点数が必要かを把握しておいたがいいと思います。
それに基づいて、どの教科でどのくらい点数を取るかの作戦を立てて、日々の過去問演習を挑んでください。
大学ごとの問題の特徴を知る
2次試験の問題は、共通テストと違ってみんな同じ問題を解かないといけないわけではありません。
それぞれの大学が、それぞれの特色を問題に出してきます。
例えば、英語の試験で英作文を問題で出してくるところもあれば、記号の選択問題が多いところだってあります。
理系の化学で言っても、有機化学の分野が多く出されるとこもあれば、高分子化学の分野が多く出されるとこもあります。
なので、もし2次試験の問題を解くのが苦手だと言う人も「この大学のこの傾向の問題ならどの受験生よりも解ける」というくらいまで過去問演習をやりこんでください!
最初の頃は、2次試験の点数が思うようには取れないことも多くあると思います。
だけど、そのあと必ずやり直しを行って、少なくとも10年分の過去問を必ず解き、これから何をどれだけ仕上げていくか明確にするようにしていきましょう。
校舎長