土木のしごと
こんにちは、担任助手の徳山です!
先週から東北や北陸の方では大雨による被害が続いていますね。
最上川氾濫のニュースを見て、令和2年の人吉球磨の豪雨災害を思い出しました。
災害はいつ起こるかわかりません。
ハザードマップや避難場所の確認、非常用食糧の備えなど準備をしておき、災害への心構えを普段から持つように心がけましょう!
土木って何やるの?
今回のブログでは土木について書いていこうと思います。
夏休みでオープンキャンパスに参加している人も多く、進路について考える機会が増える時期ですが、最近土木に興味関心を持っている人が少ないので、このブログを読んでちょっとでも土木に興味を持ってもらえたら嬉しいです!
みなさんは土木と聞いて何を思い浮かべますか?
10秒くらい考えてみてください!
考えましたか?
よく出てくるのは橋梁とかダム、トンネルですね。
ほかにも水道や道路など、私たちの生活に欠かせないインフラを造ったり、維持管理を行います。
まちづくりとして駅前広場等の公共空間のデザインや、市街地利用の方法を考えたりするのも土木に含まれます。
簡単にまとめると、私たちが暮らすまちにあるものの内、建物以外のすべてに携わるのが土木であり、
まちの基盤を造っている
と言っても過言ではありません!
とは言っても、みなさんが土木と聞くと工事現場を思い浮かべて、「大変そう」「危ない」と考える人も多いです。
実際、以前は土木や建設業では、
きつい!
汚い!
危険!
これらを合わせた「3K」が一般的だと言われてきました。
しかし、最近では
給料が良い!
休暇が取れる!
希望が持てる!
という「新3K」が提唱され始めています。
労働条件の見直しによって完全週休2日制や労働時間が短縮され、ICTを利用した作業の効率化により、人材不足も解消され始めています。
私も大学の講演会で聞いたのですが、とあるゼネコン企業に勤める方の夏のボーナスには、なんと0が6個はついていたそうです…!
なんとも夢のある話ですね 😳😳
こんな感じで技術も発展して労働条件の見直しが図られている今、みなさんが土木に持っている認識は古いものになってきています。
また、土木施工に携わるといっても、施工の管理を行う人や事前の計画を立てる人など、その業務は多岐にわたります。
女性の土木技術者も増えてきており、中には施工計画を管理して、工事をしている年上の男性方に指示を出す方もいます。
土木分野は、男女共に活躍できる業界になりつつあるんです。
ここまで土木について説明してきましたが、少しはみなさんの土木に対する認識は変わったでしょうか?
わからないところや気になった部分があれば、聞きにきてくれるとなんでも答えます!
進路について考える際に、土木を選択肢の一つに入れてくれると嬉しいです😊
校舎長