夏休みは基礎固めをしよう

こんにちは、担任助手の河上です。

とうとう梅雨明けして、本格的な暑さがやってきましたね🥵

外を歩くときは日傘が欠かせません。皆さんご存じかもしれませんが、日傘は紫外線予防だけでなく、体感温度を下げる働きもあります。日傘の素材や色にもよると思いますが、日傘をさすだけで、体感温度が2~5度下がると言われています。

 

以前テレビで言われていたのですが、一番涼しく感じるのは表面が光を反射する白色か薄い色で、内側が光や熱を吸収する黒の日傘だそうです。

皆さんも暑さ対策グッズを駆使して、熱中症にならないように気を付けていきましょう!!

夏休みスタート!

月曜日から課外が始まる人が多くいると思いますが、ついに夏休みがスタートしましたね。夏休みは自由な時間が多い分、自分に厳しく行動しないと、どうしてもダラダラと時間を過ごしてしまいがちです。

 

高校3年生にとって、この夏どのように過ごすかで、今後の点数の伸びが大きく変わってきます。勉強を本格的に始めて、結果に繋がるまで約3か月かかると言われているので、この夏の努力は10月、11月に表れてくるということになります。

10月、11月ごろになると、ほぼ毎週週末に模試があったり、理科・社会の授業もほぼ終わって、学校の授業で演習を行ったりと、演習がメインとなり、間違い直しに追われて、基礎の復習に時間を使う余裕がなくなりがちです。また、秋ごろは理科・社会の点数を底上げするために、理科社会に時間をとられてしまい、国数英の点数が不安定になってしまいます。

 

不安定になる要因の一番は基礎が固まっていないことです。そのため、この夏に一番やってほしいと思うのが、国数英の基礎固めです。

 

前置きが長くなりましたが、今回は私が高3生の時に行っていた基礎固めの方法を経験を踏まえて、紹介したいと思います。

 

≪国語≫

以前のブログ(https://toshin-tamana.com/7502/)で古文の勉強法を紹介したことがあるのですが、私は古文漢文の点数が不安定で足を引っ張っていたので、国語に関しては古文漢文を中心に勉強していました。現代文に関しては「今日のコラム」を毎日解くようにしており、古文と漢文に関しては大問別演習の問題を1日1題ずつ、印刷して、1日2題解くようにしていました。また、時間を意識して演習を行いつつ、間違い直しにも力を入れていました。具体的には間違い直しの際に、文章を一から読み直して、文章が書いてある紙に分からない単語や助詞・助動詞などにマーカーを引き、同時に敬語の種類を判別して、書き込んだりして、その紙を蓄積して、自分だけの文法書を作っていました。

 

その他の古文の勉強法としては古文単語の聞き流しを行ったりしていました。電車の時間やちょっとしてスキマ時間におすすめです。

詳しくは上のURLをのぞいて頂けると、嬉しいです。

 

≪英語≫

英語は得意な教科だったので、集中的に取り組んではいませんでしたが、リスニングは日々英語を聞いて、耳を慣らしておくことを目的に大問別演習のリスニングの問題を毎日2~3題行うようにしていました。英単語1800や熟語750、英文法750などが終わってない人は夏休み中に一気に進めていきましょう。

 

≪数学≫

数学は私の苦手教科だったため、とても苦労しました。1つ失敗談があるのですが、演習をしたいからと言って背伸びをして難しいテキストを進めていたことです。その時私は「標準問題精講」という市販のテキストを進めていて、まだまだ共通テストの点数が20~30点台で基礎が定着していなかった私にとって、解き進めるのが難しいテキストでした。1問1問考えても分からないので、全然進みませんし、考える時間が長いので、集中力がきれてしまったり、毎日継続して行えず、結局途中であきらめてしまいました。自分に合ったレベルの参考書を選びましょう。

 

この経験を踏まえて、数学の基礎定着のためにお勧めする勉強法は数学の受講で使っていたテキストをもう一度解き直すことです。一度解いて、解説まで聞いている問題なので、解けるようになっていることが理想なのですが、手が止まってしまう問題が多々ありました。以前解けなかった問題が解けるようになっていると、成長が感じられて嬉しいですし、2回以上間違うということは自分が苦手とする分野であると、気づくことができ、復習に繋がります。

 

また、先週まで進めていた共通テスト過去問演習の問題を点数が低い順に解き直していくこともおすすめです。

 

最後に

私の勉強法はいかがだったでしょうか。少しでも参考になると嬉しいです。

皆さん、学校からたくさんの宿題が出ていると思いますが、私の意見としては全く無駄なものではなく、解き方や間違い直しの方法次第ではとても有意義なものだと思います。全部の宿題にすべて全力で取り組むというよりも、自分はどの教科に時間をかけるべきなのかをしっかり考えて、やるからには実りのあるものにしてほしいと思います。

 

この夏の目標と計画をしっかり立てて、後悔のないように過ごしていきましょう!!

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