成績が伸びる人と伸びない人

こんにちは!担任助手の井上です。

この前まで「もう春かな?」と思うくらい暖かかったのに、ここ2日くらい冬かと思うくらい寒くなりましたね。

体調を崩す人も多くなっています。

体調管理をしっかりしながら過ごしてください。

成績が伸びる人と伸びない人の違い

さて、私はかれこれすでに5年、この東進玉名寺畑校に担任助手として関わらせて頂いています。

なぜ5年もいるかは心苦しくも割愛させていただきますが、これまでたくさんの生徒を見てきて、成績が伸びる人と伸びない人にはある程度理由があるはずだと思っています。

当たり前に塾に来るかどうか

成績が伸びる人は迷わず塾に来る

成績が伸びる生徒は、「今日は塾に行こうかな、どうしようかな」と迷うことがありません。

• 学校が終わったら、すぐに塾に来るのが普通になっている

• 何曜日かは関係なく、とりあえず来る

• 学校が休みの日も勉強のために来る

          

逆に、成績が伸び悩む生徒は、「今日はまあいいか」と考えたり、予定がない日だけ来たりすることが多いです。

1週間しっかり来たと思ったら、次の週は全く来ない、といったように不安定な状態になりがちです。

この習慣の差は、最初は小さくても、受験が近づくほど大きな差になっていきます。

「分からない」をどうするか

高校2年生では、授業の進度が進むにつれて、理解が追いつかなくなることが増えてきます。

しかし、ここでの対応の仕方によって、成績の伸び方が大きく変わります。

伸びる人は、わからなくなったらすぐに前の範囲に戻り、しっかり復習します。

逆に、伸びない人は、わからない部分を放置したまま、目の前の定期考査の範囲だけを頑張ってしまいます。

実際、校舎でも「この範囲がわからない」と言いながら、その前の範囲を復習せず、とりあえず試験範囲だけを勉強している生徒がいます。

例えば数学なら、二次関数がわからないのに三角関数の問題を解こうとしても、二次関数に帰着するような問題では、結局理解できずに苦戦することになります。

          

私自身、受験のときに同じようなことをしていました。

もともと勉強をしていなかったので、ほとんどの科目で基礎が抜けていましたが、時間がないのに「とにかく目の前の範囲をやらないと」と焦ってしまっていました。

結果的に理解できず、結局もう一度基礎からやり直すことになり、余計に時間がかかってしまいました。

遠回りに思えても、わからない部分を放置せずに戻ってやり直すほうが、最終的には近道になります。

受験勉強は「習慣化」すれば勝ち

では、どうすれば「成績が伸びる人」になれるでしょうか?

          

シンプルに、まずは東進に来ることです。

そして、来たら高速基礎マスターなどを活用し、基礎を習慣的に固めていきましょう。

いきなり難しい問題を解くのではなく、まずは基礎を完璧にする。

計画を立て、それを毎日実行する。

それを繰り返し、迷うことなく「とりあえずやる」状態を作る。

「今日はやるかどうか考えている」うちは、まだ習慣になっていません。

何も考えずに「とりあえず塾に行く」「とりあえず勉強を始める」が当たり前になったとき、自然と成績は伸びていきます。

そして、早期に習慣化することにより、時間に余裕が生まれ、分からない単元があったときに、前に戻る選択ができます。

最後に

もちろん、成績が伸びる・伸びない理由は人それぞれで、一概に「これだけが原因」とは言い切れません。

ただ、これまで多くの生徒を見てきた中で、「当たり前に塾に来る」や「分からない単元を放置しない」ことが成績向上に大きく関わっているのは間違いありません。

           

受験勉強は、時間があるように思えて、実はあっという間に過ぎてしまいます。

「もっと早く始めておけばよかった」と後悔しないために、今から習慣を作ることを意識してみてください。

この1年、一緒に頑張っていきましょう!

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