分からない問題に向き合う力
こんにちは!担任助手の井上です。
8月10,11,12日の3日間で夏期集中特訓が実施されましたね。
参加された皆さんはどうだったでしょうか?
私は8月10,11日で大学の試験があり、12日のみの参加となりました。
いつもならブースで静かに一人で勉強していると思いますが、今回は仕切りの無い机に向かい、みんなで一緒にしましたね。
たった1日だけの参加でしたが、部屋に入った瞬間に活気を感じて、こういうのもすごくいいなと思いました。
最後のテストでは思ったように点数が取れなかった人もいると思います。
しかし、勉強した意味なかったとか参加しなければよかったとか、早々に決めつけないでください!!
この特訓をきっかけに、実力がどのくらいあるのか見つめ直し、これからの勉強に役立てましょう。
参加してよかった、と思えるためには、これからの自分の努力が必要です。
頑張りましょう。(点数が取れた人も頑張りましょう。)
分からない問題をじっくり考えてみよう!
さて、ここから本題ですが、高校1,2年生の皆さんはわからない問題があったら、どのように対処していますか?
わかる人に質問したり、答えを見て、解決すると思います。
ここで私が皆さんに実践してもらいたいことは、じっくり時間をかけて考えてみることです。
もちろん、すべての問題をそのようにしてほしいわけではありません。
やるべきことがたくさんあると思うので、ほかのことに支障をきたさない程度です。
私が高校生の時、物理が大好きでした。
高校三年生になると、たくさんの問題を解けるようになっていましたが、最初からそうだったわけではありません。
全然問題が解けなかった頃、大好きゆえに自分1人で解き切りたくて、質問するのも答えを見るのも嫌で、ずっと考えていました。
他の勉強そっちのけで悩んでみたり、長い時には3日くらいその1問に固執してみたり、今思えば、そこまでするのは非効率的だったかもしれません。
しかし、まったく後悔していません。
逆に、粘り強くしっかり考えることができる力が身についてよかったです。
これは物理だけでなく、数学など、ほかの教科の勉強にも大きなメリットがあったように思います。
そんなの物理が好きだからできたんでしょ?と言われるかもしれませんが、ここまで極端でなくていいので、わからない問題があったら、20分くらいじっくり考えてみましょう。
最終的に1人で解決しなかったとしても、その時間はためになるものだと思います。
1問に時間をかけることができる1,2年生の間がチャンス!!
粘り強く問題に向き合える力を手に入れよう!
熊本大学 工学部
玉名高校 出身