スキマ時間の活用法
こんにちは、担任助手の河上です。
長く降り続いた雨が上がって、夏本来の暑さが戻ってきましたね。
今年は家にいる機会が多くて、生活リズムが乱れていませんか?
あと1週間で2学期が始まるので、学校の生活リズムに戻していきましょう。
そして、今回私はスキマ時間の活用方法について話したいと思います。
皆さん今までの生活を振り返ってみてください。
学校や塾から帰って、どう過ごしていますか?また、登下校中に何をしていますか?
スマホで動画を見たり、参考書を読んだり、家に帰るとテレビを見たり、学校の予習に取り掛かったり...etc
また家では勉強はせず、のんびり過ごすという人もいるのではないでしょうか。
私は登下校やお風呂の時間、歯磨きをしている時間などのスキマ時間を活用することが大切だと思います。
受験生になると、机に向かっている時間以外にスキマ時間をいかに活用するかで勉強効率も大幅に変わってきます。家ではなかなか集中することができないと思っている人や勉強する気がわかないという人などに私の勉強法をおすすめします!
私が受験期にやっていたことは、帰宅途中の車の中やお風呂に入っているときなど机に向かって勉強できない時の10分~30分を活用することです。東進のアプリでリスニングのアプリがあるのですが、そのアプリを使ってリスニングの練習をしたり、YouTubeで「重要古文単語」や「大学受験 重要単語」などと検索して、古文単語や英単語を聞き流していました。
私が古文単語で見ていた動画は、『PASSLABO in 東大医学部発「朝10分」の受験勉強cafe』というチャンネルの古文単語を聞き流す動画です。また、英単語は英検2級や準1級の重要英単語の聞き流しを聞いていました。どの動画も単語の後にすぐ意味を言ってくれるので、その単語を聞いたときにすぐ意味を答えられるかを意識して聞いていました。
私は受験生のとき、特に英語や国語の勉強がどのようにすればいいのか分かりませんでした。しかし、受験を終えて振り返ってみるとやはり単語力がとても重要だと思います。現代文などは語彙力だけでは対処できない部分がありますが、古文や漢文、そして英語はどれだけたくさんの単語を覚えているかが読解のスピードなどに関係してきます。何度も反復して、「全く知らない単語」という認識から「なんか聞いたことあるという単語」という認識に変えるだけでも、単語の思い出しやすさは変わってくると思います。
「たった10分」と思う人もいるかもしれませんが、「されど10分」です。受験期になるとそのたったちょっとの時間さえも惜しくなるし、「何で高1・高2の時期にもっと単語をやっていなかったのだろう」と後悔します。私自身も古文単語は高3になるまで、あまり本気で覚えようとしておらず、定期テストのためだけの知識で終わらせていたので、共通テストが近づいてきて、理科や社会の勉強に時間を取られて、国語や英語の勉強があまりできないというときにとても後悔しました。皆さんにはこのような後悔はしてほしくないので、今回スキマ時間の大切さについてお話しました。
部活で疲れていて、勉強する気になれないという高校1・2年生でもこのスキマ時間をつかって単語を勉強していれば、いつの間にか語彙力がついているということがあれば、嬉しいですよね!
高校3年生も今からでも遅くありません。1日を無駄なく過ごすためにも、今までの生活を振り返って、スキマ時間を見つけて、勉強にあててみてください。
今の自分より成長したと実感できるように、夏休みもあと1週間頑張っていきましょう。