急がず焦らず
最近は気温がだんだんと下がってきたのを感じています。
昼間と朝晩の寒暖差に服装を悩む日も多いです。
その日も昼間だけは暑い日だったのですが、東進に通勤している時に親子を見かけたんですよ。
子どもの方はまだ歩き始めたばかりかなといった様子。
それで、子どもの服装をよくよく見てみると、上は長袖のトレーナーで、下はオムツのみでした。
上下のバランスどうしたんだ。
ということでお疲れ様です。担任助手の岩田です。
上半身だけ朝晩に対応したあの子が風邪をひいていないことを祈ります。
皆さんも風邪には気を付けてください。受験生は模試が増えて以前に増して忙しくなっている時期なので特に体調は気にかけてくださいね。
急がず焦らず
さて、共通テストまでは残り80日を切りました。
この時期になって多くの受験生が感じてくるのが焦りです。
毎日毎日大量の問題を解いている科目の点数が全く伸びない。
単元ジャンル演習でも不合格ばかり。
ほとんどの受験生がこのような悩みを抱えているのではないでしょうか。
私もちょうど一年前、二次試験の過去問演習の国語が解く回数を重ねるたびになぜか点数が落ちるばかりでかなり悩んだことを覚えています。
ここで皆さんに忘れないでいてほしいのが、勉強は間違ったものを咀嚼することで出来るようになっていく、ということです。
このことは、難しい問題になればなるほど当てはまっていくように感じます。
基礎中の基礎ともいえるような問題は、学校の教科書を読むだけでもできるようになるでしょう。
逆に難しい問題というものは、間違って、解答解説とにらめっこして、また問題を解いて、それを繰り返していつしか解けるようになるものです。
何度も何度も間違えて咀嚼して、ようやく解けるようになります。
ある期間に一つの分野を集中してやったからといって、急激に点数が上がることはなかなかりません。ただ、今やっていることは後になって必ずじわじわ効いてきます。
ボディブロー。
じわじわとできるようになる、ということで成長している感覚があまりないからこそ不安にもなりますが、必ず無駄にはなりません。
実際、私が伸び悩んでいた二次試験の点数が安定しだしたのは共通テストが終わってから二次試験までの期間です。
だからこそ、なかなか点数が伸びない今の時期、もう無理なんじゃないか、間に合わないんじゃないかと思うことがあっても粘り強く続けてください。
得意科目で息抜きをしたり、違う系統の科目で気分を変えたりしながら、毎日コツコツと練習を続けてほしいと思います。
そして、不安を取り除く自信を作るには、勉強に集中している時間を増やすことがとても有効です。
無駄な時間を少しでも削って11月も頑張っていきましょう‼
校舎長