細部まで注意!!
こんにちは!担任助手の姉川です。
最近ずっと雨が降って気が晴れませんね...
雨の影響で登下校が大変ですが、頑張っていきましょう!
そんな中、皆さんの楽しみである”夏休み”が刻一刻と迫っていますね。
私も楽しみです...。(笑)
しかし、楽しんでばかりじゃいけません!!
なぜなら、夏休みは自分の取り組みたいことに時間を費やせるからです。
苦手教科克服のために時間を使うもよし!得意科目をさらに伸ばすために時間を使うもよし!
そこで今回は、夏休み期間中のみならず、受験本番まで皆さんに意識してほしいことを話していきます。
バタフライ効果
皆さんは「バタフライ効果」という言葉を聞いたことがありますか?
「バタフライ効果」というのは、力学系の状態にわずかな変化を与えると、そのわずかな変化が無かった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象のことです。
「え...どういうこと...?」と感じている人もいるかもしれないので、バタフライ効果にまつわる有名な話を紹介します。
ある気象学者は、自身が行った講演で、「ブラジルのたった一匹の蝶の羽ばたきはテキサスで竜巻を引き起こすか?」という議題について扱いました。
まさに”読んで字のごとく”ですが、「ブラジルで暮らしている蝶が羽ばたいたら、それが原因でテキサス州で竜巻が引き起こるのか?」ということです。
皆さんは引き起こると思いますか?
私は、初めてこの話を聞いたときに「引き起こらないでしょ。」と思いました。
その気象学者は、「問いかけには、まだ答えないままにしておくしかないだろう。」と述べています。
残念ながら、まだ答えは出ていないようです。
あくまでも私の考えですが、仮に引き起こされていたとしてもどの竜巻が蝶の羽ばたきによるものか判断しずらいような気がしますが...。
しかし、実際に、バタフライ効果が原因で長期的な気象予報の精度が落ちるということが問題点として認識されています。
勉強で考えると...
さて、気象予報の話から勉強の話に切り替えましょう。
皆さんは、勉強において"小さいこと"を見て見ぬふりをしていませんか?
例えば、「計算ミスをしたけど考え方は合っていたから見直しをしなくていいや。」とか「この英単語は日本語にもなっているから覚えなくていいや。」とか...。
あるいは、東進生の皆さん、「高速基礎マスターのテストに名前書かなくていいや。」と思っている人いませんか。
毎週名前なしのテスト用紙が現れますが、大学入試・資格試験等では名前なしは不合格になります。
しっかり名前を書くようにしてください!
このように、普段から細かいことを無視していると、いずれそれによって大きな悪い結果が生まれるバタフライ効果が起きますよ。
逆に、普段から「なぜ計算ミスしたのか。」とか「どんな冊子にも名前を書く。」とか細かいところまで意識する人は、大きな良い結果が生まれます。
だからこそ、時間を多く使える夏休みのうちに細かいところまで気にする癖をつけましょう。
終わりに
今回紹介した「バタフライ効果」はとても興味深い話なのでぜひ調べてみてください。
ただ、少し難しい方程式や言葉が出てくるので雰囲気だけでも味わってみてください。
結構ためになります。
何はともあれ、夏休みは志望校が同じライバルと差をつけることができる貴重な期間です。
このチャンスをしっかりとものにしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。