完璧を求めすぎない
こんにちは、担任助手の河上です。
朝夕がかなり寒くなり、体調を崩しやすい時期ですが、皆さん元気ですか。
私はなかなか東進に行くことができていませんが、実習が始まって、もう5週間が経ちました。
家に帰ると、記録と眠気との戦いです。今まで夜型だったので、1時・2時まで起きていることが普通だったのですが、最近は19時くらいから、とてつもない眠気に襲われます😪
毎日記録と時間に追われる生活ですが、患者さん自身もつらい状況にいる中で、私のことを気遣ってくださって、私が訪室すると笑顔で「待ってたよ!」と言ってくださったり、私が考えてきた計画に対して、「心響ちゃんが教えてくれたから、毎日頑張ってやってるよ。」などと、毎日患者さんの温かい言葉に励まされる日々です。
きついこともありますが、ケアを行うことで患者さんの笑顔やリラックスした表情を見ることができたり、患者さんと関わる中で徐々に回復していく様子を見ることができたりして、自分自身の看護観も実習前よりも明確になってきたような気がします。
まだまだ実習はありますが、気合で頑張ります。
完璧を求めすぎない
私の話が長くなりましたが、今回は「完璧を求めすぎない」ということについてお話ししていこうと思います。
また私の話になるのですが、私は自分自身に対して完璧を求めてしまう傾向があって、そのせいでテスト勉強をしたり、レポートを書いたりなど、何をするにも時間がかかってしまうことがよくあります。
受験勉強においても、完璧を求めるあまり、間違い直しをするときに、自分が解けそうで解けなかった問題までに決めて、やり直しをすればよかったものの、すべての問題を全ての解説を読みながら、1つ1つの疑問点に向き合いすぎて、時間がかかって、模試後に1~2日でやり直しを終わらせようと思っても、終わらせることができず、どんどんその週の予定がずれてしまうということがよくありました。
そして、今の時期は学校でも毎時間共通テストの演習があったり、土日も模試続きで、どんどんやり直しが溜まる一方で、やり直しが全く追いつかない状態でした。
自分でも効率が悪いとは思うものの、解説で理解できないことがあると、その部分を読み飛ばすことができず、もやもやしてしまい、考えすぎてしまうんです。
今回の実習でも同じようなことがありました。患者さんに気を付けてほしいことなどまとめたパンフレットを自作する際、伝えたいことをどのように強調するか、色や文字の大きさはどうするか、イラストはどのようなものがいいか、紙の大きさやページ数はどのくらいのものがよいかなど考えすぎて、時間がかかり、結局その日は30分しか寝ることができませんでした💦
皆さんも勉強などに対して、似たような経験をしたことはありませんか。
完璧を求めるということは言い換えると、自分に期待しすぎているという意味でもあると思います。
悪いことではないと思いますが、そのせいで自分自身を苦しめている時もあります。私は自分自身に完璧を求めすぎて、些細な失敗でも必要以上に落ち込んでしまったり、自身をなくしてしまったり、自分を責めてしまうことがよくあります。
また、自分に自信がないあまり、他の人と比較してさらに落ち込んでしまうんですね。本当に自分でも負の連鎖だなと思うのですが。。。
しかし、最近はいい意味で自分に期待しすぎず、「できたところまで」と自分の基準を高めすぎないように意識しています。
以前ある方に「失敗しても、それは失敗ではなく、経験だよ。」と、とても心に刺さる言葉をいただきました。失敗することは誰にでもあるから、失敗したことに対して落ち込みすぎる必要はなく、それを自分自身を高める経験として受け止めることが大切で、自分を責めなくていいよと声をかけてくださり、その言葉はとても心を軽くするものでした。
今、これを読んでくださる皆さんの中にも、この言葉が刺さる人がいるのではないでしょうか。
共通テストまで100日をきっているのに、自分の努力が結果として出てこずに、悩んだり、自分自身を責めてしまったり、点数が上がっていく友達を見て、焦ってしまったり。
確かに日に日に共通テストが迫ってきて、焦る気持ちはあると思います。自分の点数が思うように上がっていないとしても、今はたくさんの問題を解いて間違えていいと思います。
大事なのは今自信を無くすのではなく、「本番でこの問題と出会わなくてよかった。」と失敗をチャンスと捉えることです。
毎日たくさんの演習や模試があって、大変だと思いますが、完璧にすべてこなそうとするのではなく、問題を解く中で、「ここあとちょっとで解けそうだったな。」「なんか前に見たことあるけど、解けなかったな。」という問題に絞って間違い直しをしてみるといいと思います。
その方が効率よく間違い直しをすることができると思います。
大変な時期ではありますが、きついときこそ自分を高めることができるチャンスです。しかし、無理をしすぎたり、自分で悩みを抱え込まないようにしてください。きついときは、私たち担任助手が力になります。
共通テストまであと83日です。
今の課題としっかり向き合って、自分自身を高めていきましょう!!