自分にプレッシャーをかけすぎない

こんにちは、担任助手の河上です。

先日約3か月の実習が終わりました!!

急性期慢性期小児精神母性の5領域の病棟でそれぞれ勉強させていただいて、途中うつ病になりかけた時期もありましたが、患者さんやご家族からお話を伺い、様々な考え方にふれ、私自身の思考の視野も広がる貴重な経験をさせていただきました。そして、自分自身も身体的・精神的にも成長できた気がします。自分が苦手と思っていたことがやってみると意外と苦痛じゃなかったり、逆に自分が興味のあったものが実際に体験すると、思っていたのと違うと感じたり、新しい自分の興味・関心に気づくこともできました。

 

あんなにきつかった3か月間が終わってみれば、あっという間だった気がしますが、自分自身がきつい中で実習を受け入れてくだった患者さんやご家族、私を支えてくれた家族や実習メンバー、友達など様々な人の心の温かさを感じる3か月間でもありました。

  

私の話はここまでにして、高校3年生はもう共通テストまで30日をきりましたね。点数が思うように上がらなくて、落ち込んだり、焦りを感じたりしてる人が多いと思います。

 

しかし、今週のHRでも中村先生から話がありましたが、この約1か月をどう使うかで点数の伸びが全く違います。明日の共通テスト本番レベル模試の結果をもとにどの教科、どの単元を復習すべきなのか、明確化して、この約1か月を有効活用していきましょう。

 

得意科目の点数が下がってきた。。。 

最近高3生と話す中で、「得意な教科が取れなくなってきた」という悩みをよく聞きます。

私自身もこの時期同じような経験があり、この時期得意なはずだった英語や生物の点数が上下するようになって、このままで本当に大丈夫なのか不安に感じていました。

私はこの現象が起こるのには大きく2つの要因があると思っています。

 

①苦手科目に集中しすぎて、得意科目の演習が不足している

点数の底上げをするには苦手科目中心の勉強が必要になりますが、どんなに得意な科目でも演習量が少なかったり、時間が経つと忘れてしまいます。全く得意科目の問題に触れないのではなく、1日の中で短時間でも問題を解くように1日の予定を立てるといいと思います。

 

②自分にプレッシャーをかけすぎている

これは私自身がよく受験生のときにやってしまっていたことのなのですが、得意科目ほど「ここで点数が取れなかったら、終わりだ。」と解き始める前に過剰にプレッシャーをかけていました。そのため、過剰に緊張してしまい、時間に追われて焦ってしまったり、解けない問題があると、戸惑ってしまって、問題が頭に入らなくなってしまったりしていました。模試後に冷静になって解いてみると、あっさり解けてしまったなどということがよくありました。

 

最後に

 

ほかにも要因はあると思いますが、今回私が伝えたいことは、得意科目であっても「絶対に点数をここで稼ぐぞ!。」と自分を追い込みすぎてはいけないということです。本番は泣いても笑っても1回しかありません。今までの努力を60分や80分、120分に発揮しなければなりません。

 

だからこそ、本来持っている力を引き出すためにリラックスして挑むことが重要です。焦っていると問題文に隠れているヒントや自分の脳の片隅にある記憶を引き出すことが難しくなってしまいます。

 

得意科目こそ、自分自身を信じて、リラックスして試験に挑んでみてください。きっと自分の実力が発揮できると思います。

 

ここからの期間は1日1日が今まで以上に貴重な時間となります。今の自分にとって一番必要なこと、やるべきことはなにかを考えて、悔いのない28日間にしましょう!

 

 

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