夏は古文対策!
ブログを見てくださっている皆さんこんにちは!担任助手の龍野です🐼
暑い日が続いていますが、最近はセミの声も聞こえるようになって、本格的に夏が始まったなぁと感じます🌻
さて、今週からついに「夏休み」ですね!
待ちわびていた人も多いのではないでしょうか? 体調に気をつけながら、ぜひ沢山いい思い出も作ってくださいね♪
そして、夏休みは「受験の天王山」とも言われる大切な時期です!
特に3年生の皆さん、この夏どれだけ頑張れるかで結果が大きく変わります。
やるべきことを整理して、一回りも二回りも成長できる夏にしましょう!
古文対策のすすめ
3年生の皆さんは9月から始まる単元ジャンル演習に向けて共通テストの演習や二次の演習を頑張っていると思いますが、ほかの先生もおっしゃっているように、夏休みは基礎を固めておいて演習コンテンツを最大限に生かせる状態にしておくことがとても重要になってきます!
特に国語・数学・英語は夏以降に基礎が固まっていないと、ならいおわった範囲の社会・理科の復習や二次の演習に時間を当てることができなくなってしまいかねません。
でも基礎を固めるって具体的に何を...となりますね
本当に必要なものはもちろん人によるのですが、
その中でも私は、古文を完璧にしておくことをおすすめします!
国語が伸び悩む人の多くは、
・現代文のテーマで点数が上下する
・古典が読めず、毎回なんとなくで解いている
という悩みを抱えている印象です。
しかもやり直しではなぜかスキップされてしまいがちではないでしょうか。
そうやって対策を先延ばしにしている人、とてももったいないです!
個人的に言わせてもられば、古典は対策すればするほど点数が上がっていく科目です!
特に古文に関しては、古文単語や文法の習得率が上がれば上がるほど点数に反映されていきます。
点数に反映されやすい科目をしっかり固めることで今のうちに安定源を作ろう
ということです!
そこで私が当時やっていた古文の対策を書いてみようと思います!
①古文単語250で単語の習得
私の古文の点数向上に最も寄与したといえる高速基礎マスターの中の古文単語250!
共通テストを受けるに当たって必要最低限な単語がぎゅっと集約されています。
私は東進に来てブースに座ってからすぐや、受講や演習の合間、ちょっと集中が切れてしまった時に、英単語1800と併せて全範囲するようにしてました。
古文単語帳よりも手をつけやすく、サクサク隙間時間に取り組めるのでとてもおすすめです!
また個人的にいいなと思っているのが、語句解説の部分で古文単語の漢字を一緒に知れることです。
古文単語って
・現代語と古語のギャップ
・ひらがな表記故にただの文字の羅列に見える現象
が覚えづらさのポイントだと思うんですが、
漢字で覚える癖をつけると本来の意味を理解しやすく、記憶のサポートになります!
例えば
「ありがたし」は古語で「珍しい」ですが
現代語では感謝の意味で使われがちですね
「ありがたし」は漢字表記で「有り難し」です
有るのが、難しい、で、珍しいのです
ちょっと覚えるのが楽になりませんか?
そんな感じで、画面上で間違えた単語は漢字で紙に書いて、ひたすら復習していました!
英単語と同じで単語を覚えないとどんな文章なのかを想像するのも不可能です。
語彙を増やすことでお話のあらすじをつかむポイントにしていきます!
②助動詞の復習
だいたい文法書の表表紙裏にある助動詞の一覧表
助動詞を完璧するとかなり文章が読みやすくなります!
文の意味自体が助動詞の使い方でガラッと変わってくるので、選択問題ではそこの意味が理解できているか問われる問題が多く出題されます。
文法をマスターするにはまずは助動詞です!
助動詞の覚え方はシンプルに声に出す!
だいたい文法書の表紙裏にある助動詞の一覧表
あれを意味や接続も合わせて、活用表を声にだしてリズムで覚えるようにしてました。
③大問別演習で知識の活用
知識があってもうまく活用できなくては意味がありません!
私は大問別演習の古文を沢山印刷して、指定された時間で解いて見直しまでできるかの練習をしていました。
学校でやる教科書の本文や課題だけでは活用するタイミングはかなり少ないです。
語彙や文法をしっかり「武器」にできているか、沢山演習する中で確認していきましょう。
この夏を活用して
かくいう私も、古典に苦手意識がありながらもなんとかなる、とか、余った時間で戦う科目、という風に諦めていて、秋口になって演習が本格的になって点数に危機感を感じてからしか対策を始められませんでした。後悔しています。
しかしこの対策を始めたら、ほとんど点数がとれていなかった古文が、約3ヶ月でどんな模試でも6,7割は安定してとれるようになっていきました。
それくらい点数になりやすい分野だと思います。
まだ時間がある皆さんには、早めに取り組んでほしいです!
また、挙げていった勉強法ですが、どれも「継続」することがとても大切です!
語彙や文法の「習得」の段階は短期間で集中して行うのをおすすめしますが、しっかりものにしていく作業はやっぱり反復して練習することだと思います。
この夏を活用して古文マスターになりましょう!
