落ち込んでいる暇はない!

こんにちは!担任助手の木下碧人です。
11月も中旬、すっかり寒くなってきましたね。
共通テストまで残り約2ヶ月。体調管理は万全ですか?
さて、この時期は模試の結果が続々と返ってきている頃だと思います。
校舎を見渡すと、成績表を見て、「E判定だった…」と落ち込んだりしている生徒も多数見かけます。
その気持ち、痛いほど分かります。
でも、今日は皆さんに、自分が現役の時に知っていたかったことや、やってよかったことを踏まえながら話したいと思います。

落ち込むことの「コスト」を知っていますか?

もし、模試の結果にショックを受けて、勉強が手につかない状態が仮に「3日」続いたとしましょう。 この時期の受験生にとって、1日の勉強時間は最低でも10時間は必要です。
つまり、落ち込むことで30時間をドブに捨てることになります。
では、30時間あれば何ができるでしょうか?

例として、

  • ・共通テスト過去問(復習込み)が約3年分進みます。
  • ・苦手な大問別演習なら、約100題解けます。
  • ・英単語なら1800語すべて総復習して余りある時間です。

この30時間の演習量の差は、本番で大きな点数差になります。
1点を争う合否のボーダーライン上では、この差がどれほど大きいか分かりますよね?
「落ち込んでいる時間」=「ライバルに点数を献上している時間」です。
結果が悪かった時こそ、感情を横に置いて「手」を動かした人が勝ちます。
悔しいなら、その感情を燃料にして、今すぐ演習ボタンを押してください。

「全部復習する」は間違い!効率重視の3つの仕分け

「よし、やるぞ!」と机に向かったあなたへ。
ここで注意してほしいのが、「真面目に全部解き直さないこと」です。
残り60日、私たちには「解けない問題を全部解けるようにする時間」は正直ありません。
「合格点に必要な問題だけをピックアップして解けるようにする時間」しか残されていません。
効率よく点数を伸ばすために、模試の復習は以下の3段階で仕分けをしてから取り組んでください。

① 【即・復習ゾーン】(配点が高く、あと少しで解けた問題)

解説を読んで「あ、これ進研模試でもやったのに!」「公式ど忘れした!」と思った問題。
→ 最優先です。今日中に類題まで解いて完璧にしてください。これが今のあなたの「一番の伸びしろ」です。

② 【要・対策ゾーン】(苦手意識がある頻出分野)

「数列がいつも解けない」「古文の文法が怪しい」など、根本的な理解不足がある場所。
→ ここは模試の復習だけでは足りません。東進の「単元ジャンル別演習」に戻って、該当ジャンルのレベルを下げて基礎から叩き直してください。急がば回れです。

③ 【捨て・ゾーン】(難問・奇問)

正答率が極端に低い難問や、志望校の配点的に重要でないマニアックな問題。
→ 思い切って無視してください。これに時間を使うくらいなら、①のケアレスミス対策をした方が100倍マシです。

 
迷ったらすぐ相談を!
「落ち込んでいる時間がもったいない」
「復習は仕分けをして効率的に」
頭では分かっていても、どうしても不安で手が止まってしまう時や、自分で「捨て問」の判断ができない時もあると思います。
そんな時は、問題冊子を持って、私たち担任助手のところに来てください。
私達が
「この問題は志望校的に捨ててよし!」
と、具体的な作戦を立てます。
止まっている暇はもうありません。理想の点数が取れずに落ち込む前に行動に移しましょう。

最後に

この時期はみなさんいろんな悩み事で頭が一杯になっていると思いますが、まず机に向かって勉強に集中しているとそんな悩みもなくなってくるので、今回話したことを意識しながらあと二ヶ月一緒に頑張りましょう!!

今回の内容を全て満たす便利なツールが単元ジャンル別演習や第一志望対策演習なので全力で活用してくださいね!!

最後まで読んでくださりありがとうございます

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