出だしが肝心
こんにちは!担任助手の小田です!
4月も半分が過ぎましたが、高校1年生の皆さんは、そろそろ学校生活には慣れましたか?
勉強に、部活に、体育祭に・・・と忙しい毎日を送っていることと思います。
体育祭が終われば総体、総体が終われば定期テストとこれから3か月は怒涛のように過ぎていきます!
限られた時間で計画的に学習を進めるようにしましょう!
高校一年生は今の時期が勝負!
私が高校生活において、もっとも後悔しているのは入学してからの3か月間の自分の過ごし方です。皆さんには、私のような失敗をしてほしくないので、少し恥ずかしいですが、自分の経験を学校の定期テストの順位をもとに話したいと思います...。(数字は全部本当です!)
高校生活が始まってすぐに行われた新入生テストの順位は20位でした。
中学校の時は常に学年順位は3番以内、高校入試の点数は205点です。
勉強に困ったことはあまりなく、勉強はできる方だと当時の自分は思っていました。
そして、その頃はとりあえず熊大でいいかな~とぼやっと考えていたのを覚えています。
高校生活が本格的に始まった4月、自分の意識は完全に体育祭と部活、SNSに向いてしまっていました。家に帰ってからも、新しく出逢った友達とLINEをしたり、部活の先輩と夜中の3時まで電話したりと約1ヶ月楽しいことを優先に動いていました。
そのことに自分でも気付いてはいましたが、授業中寝ているわけでもなく、指示された週末課題や予習はきちんと提出したので、これでいいんだと本気で思っていました。
体育祭が終わってすぐに行われた中間テストの順位は138位。
二次関数がすこし難しいなとは感じていたけれど、ここまで悪い順位を取ってしまうとは思っておらず、成績表をもらった時は頭の中が真っ白になりました。
こんなに悪い順位をとって落ち込んだはずなのにもかかわらず、最初の1ヶ月で勉強する癖をつけることができなかった私は、1時間スマホを置いて集中して勉強することさえもできず、それを理由に4月と同じような過ごし方を繰り返しました。
そこから勉強はどんどん分からなくなり、追いつこうと思っても追いつけず、予習や終末課題をちゃんとしなさいと言われても、分からないからちゃんとできず、友達のものを写して期限内に提出するので精いっぱいでした。
そんなことを続けて迎えた期末テスト。順位は208位でした。
たった3ヶ月で、180番も順位を落としたこと、つまり180人に追い越されたことに絶望しました。
おそらくここまで大きく順位を落としたことがある人はいないと思います。
208位をとってやっと目が覚めて、勉強と向き合うようになりました。
成績が下がるのは一瞬だったけれど、上げるのは本当に大変で時間がかかりました。
それでも2年生から東進に入塾して、周りに刺激をもらいながら頑張り、国立大学に合格できましたが、当時ぼんやり考えていた熊本大学には合格できませんでした。
正直、あそこで気を抜かずに勉強していたら、熊本大学に合格できたのではないかと後悔しています。
私がこうなった原因は、単純に勉強量が足りなかったのもありますが、高校の勉強も中学の勉強と同じようにやればどうにかなると思い込んでいたことだと思います。
中学校までの勉強は暗記でどうにかなるものが多いですが、高校の勉強はそう簡単には行きません。学習する範囲もとても広いです。また、一度分からなくなってしまうと、その後の学習にも影響が出てしまいます。中学校の時の成績が良いからといって、高校の勉強についていけるとは限らないのです。
中学校では成績も良かったからと気を抜いている人
高校入試で燃え尽き症候群になってしまっている人
高校3年生から本気で頑張れば大学に行けると思っている人
今こそ1番大切な時期です!
今の時期の勉強の差が、その後の学力の差につながります。
高校入試を終えて、一息つきたい気持ちもとても分かりますが、勉強する習慣を一度崩してしまうと、立て直すのは本当に大変で難しいです。
毎日コツコツ少しでもやろうという気持ちを大切にしてください。
大学入試までのカウントダウンはもう始まっていますよ!
出だしが肝心!いいスタートダッシュを切って充実した高校生活にしましょう!