客観的に分析する
こんにちは、担任助手の河上です!
最近突然暖かくなったと思ったら、また気温が下がって寒くなりましたね😢
暖かくなって、春の服に衣替えをしているときに突然寒くなったので、まだまだダウンコートやニットが片づけられそうにありません...
昼と夜の気温差が大きいので、風邪をひかないように気をつけましょう!
突然ですが
皆さんは勉強の苦手な部分をどのようにして、認識していますか。
もちろん問題が解けなかったり、自分の嫌いな科目だったりすると苦手だと思う人は多いと思います。しかし、どんなに得意な科目であっても苦手な分野ってありますよね。
例えば、国語が得意な人でも古文が苦手であったり、数学が得意な人でも数列が苦手であったり...
今回は自分が気づいていない苦手なところをどのように見つけていくかについて話したいと思います。
最初に
まず自分を客観的に捉えることが重要です。
いきなり客観的にと言われても、どういうことなのかピンとこない人が多いと思います。辞書で「客観的」という言葉を調べてみると、「特定の立場にとらわれず、物事を見たり聞いたりするさま」と書かれています。自分主体で物事を考える主観的とは対義語ですね。
私は一か月ほど前に看護実習をしていた時に自分を客観的に見ることの重要性を実感しました。(実習と言っても病院に行くことはできなかったのですが...)
その実習では病院に行く代わりに患者さんと良好な信頼関係を構築するにはどうしたらいいのかや現在の社会情勢から見た看護の役割などについて、グループで話し合ったりして、看護についての理解を深めることができました。
その実習の最後で様々な学習項目に対する自分の理解度について自己評価する時間がありました。その評価表をもとに担当の先生と面談をしたのですが、その時に先生から「主観的ではなく、客観的に自分をみないと自分の課題が見つからないよ」というアドバイスをいただきました。
すぐになぜ客観的でないといけないのか理解できませんでしたが、面談後その理由について考えてみると、確かにその通りだと実感しました。
なぜなら、評価表は主にそれぞれの項目を5点満点で評価するのですが、先生の点数と自分の点数が大きく差がある項目がいくつかありました。その項目は「自分はできていると思っていても、できていなかったこと」ということを意味します。つまり、主観的にみると本当に自分ができていなかったことが把握できていないということです。
主観的に見てしまうと自分ができていないところばかりに意識がいってしまいます。しかし、第三者の意見を聞くことで自分では気づけなかった問題点に気づくことができます。第三者の意見と自分の意見を比較しながら、もう一度自分を見つめなおすことが重要です。
この自分を見つめなおすということをするためには、東進の模試後にもらう成績表を活用することが有効だと思います。
東進の成績表は自分の点数や成績推移、志望校判定はもちろんのこと、星で要注意な問題を示していたり、データの分析という出題項目をさらに詳しく箱ひげ図などと大まかな分野をさらに細分化して書かれています。
この成績表を活用して、この春休みの間一度自分が模試を受けた感触と比較しながら自分と向き合ってみてください。今の自分には何が足りのかを把握することで、自分がすべきことを明確にすることができます。
もう新高校三年生は共通テストまであと300日をきりました。
この春休みを活用して、自分と向き合って今の自分に足りない力を伸ばしていきましょう!