自己流の限界
こんにちは、担任助手の坪根です。私は大学の体育会バドミントン部に所属しているのですが、先日幹部交代が行われ、二年生がチームの中心となって練習しています。
私は小学4年生からバドミントンを続けていて、高校でもずっと部活をしていました。ですが、正直に言うと高校3年間より、大学1年の1年間のほうが圧倒的に強くなった実感があります。もちろん練習環境も変わったのですが、一番の違いは “他者からのアドバイス” でした。大学では、平日はキャプテンが考えてくれた全体練習、土日はOB・OGの先輩方がたくさん来てくださり、試合を通してアドバイスをくださいます。試合が終わるたびに、自分の癖や無意識にやってしまっていることを指摘していただけるので、毎週のように新しい発見があるんです。
逆に、高校のときは指導者がいなかったため、練習メニューや試合の振り返りをすべて自分で行っていました。もちろん自分で考える力はつきましたが、自分では気づけない弱点はどうしても残ります。大学に入って初めて、「客観的な視点ってこんなに大事なんだ」と強く感じました。
勉強でも、わかった気になる勉強をしていたり、効率の悪いやり方を続けてしまったりすることがあります。だからこそ、学校や東進の先生にアドバイスをもらったり、成績の良い友達に聞いてみたりする必要があると思います。
私はバドミントンを通して、「自己流の限界」と「客観的視点の大切さ」を実感しました。
自分のやり方を変えることは簡単ではないし、先生や友達から聞いた方法が自分に合うかはわかりません。それでもその勉強法は効率が悪いのではないかという人がちらほらいます。
例えば、
・定期テストの勉強において数学で「解説を見ればわかるから大丈夫」と思って実際に自分で解かない
・基本的な問題を一問考えるのに1時間も使っている
・模試の復習で「ここ解けたのに」という感想で終わらせている問題が大量発生
こうした勉強は、一見頑張っているように見えても、実は効率が悪いことが多いです。自分では「できているつもり」でも、第三者から見ると改善点がたくさんある場合があります。
話は変わりますが、大学での部活は難易度が高いと思われている気がしますが、スポーツ推薦がない大学の部活は意外とそうではないと思います。ちなみに私の所属する熊本大学体育会系バドミントン部には大学でバドミントンをはじめた人が1人いますし、みんながジュニアから続けてきているわけではなくて中高部活のみのような人もいるんですよ。歴や実力は様々ですが、皆バドミントンが上手になりたいという気持ちで頑張っています。案外大学で部活って楽しいですよ。
最後に共通テストまであと一か月です。インフルエンザをはじめ、風邪が流行っていますが、体調に気を付けて乗り越えていきましょう。最後まで読んでくださりありがとうございました。


