第一志望校に受かるために~2次試験編~

こんにちは!ブログを開いていただきありがとうございます。

 

今年度の受験も、国公立後期試験の合格発表を残すのみとなりました。

高校3年生のみなさん、まずは、ここまで本当にお疲れさまでした。そして卒業おめでとうございます🌸

受験勉強は長く苦しかったことでしょう。きっとこの1年間は今まで生きてきた中で一番勉強した1年間だったのではないでしょうか。

結果はどうあれ、志をたて、ひたむきに努力したこの経験はこれからの人生の糧になってくれるはずです。

新しいステージでの活躍を期待しています。

 

さて、テーマは前回に引き続き『第一志望校に受かるために』。今回は2次試験編です。

過去問を解き上げる

言わずもがな過去問演習は必須でしょう。過去問を解かずに受験に向かう人なんていませんよね。

みんながみんな過去問を解いて本番に臨む。それでも、受かる人とそうでない人がいる。

両者の違いはどこにあるのでしょう?

 

国公立2次試験は記述式の問題を出題する大学が大多数です。1科目の試験時間も長くなります。

では、1年分でどれくらい時間を要するか。例をとって見てみましょう。

 

  • 例)熊本大学理学部の場合
  • ・英語………………………………………………120分
  • ・数学………………………………………………120分
  • ・理科(物理、化学、生物のうち2科目選択)……120分

 

解くだけでも合計360分、つまり6時間要します。実際には3教科連続で受けることは無理でしょうから、休憩をはさめば7~8時間かかり、さらにやり直しの時間を入れるとどれだけ速くてもおよそ10時間必要です。(やり直しが多い場合はもっと増えていきます。)

 

1年分で10時間です。

学校がある日とない日のスケジュールを思い浮かべてみてください。課外、宿題、模試etc... 10時間をどのように捻出できるでしょうか。

 

自ずと計画的な勉強が必要になってきますね。

受かる人とそうでない人の違いは結局計画性にあると思います。

 

「空いてる時間に解こう」では、ダメです。空いている時間なんてないかもしれません。自ら時間をつくりましょう。予定を立てるのです。

 

 

東進生には大学別に過去問演習講座というものがあります。

第一志望校に受かるために、これを10年分しっかりと解き上げましょう。

 

先ほどの計算では、1年分で10時間なので10年分で100時間必要です。

では、100時間を生み出すためには…と考えるわけです。9月、10月、11月で演習の時間を確保するために、今の学習生活を見直さなければなりませんね。

 

10年分解き上げるのは結構ハードですが計画性があれば可能なことだと思います。

5年分でいいですか?―――ダメです。中途半端はいつだって禁物です。

化学苦手なので物理だけ、、―――ダメです。苦手から逃げてはいけません。

  

令和3年度の熊本大学の平均倍率は2.4倍九州大学は3.4倍でした。熊本大学は受験者の半分以上は不合格になり、九州大学は2/3以上は不合格になります。

並みの勉強をしていて合格することはできません。人以上に努力しなければなりません。

新高3生には、過去問演習講座10年分をしっかりと解き上げてほしいと思います。

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