進路の後悔

こんにちは!担任助手の井上です!

九州南部はこの前梅雨入りしましたが、九州北部はまだですね!

梅雨はジメジメしていて、気分も落ちるのであんまり好きではありません。

去年と同様、遅く入って早く終わることを、密かに期待しているところです!

将来のこと、しっかり考えていますか?

私は今、絶賛就活中です!

理系として大学に進み、当たり前に理系職に就こうかなと漠然と考えていました。

しかし、今現在、就活真っ只中ですが、少し迷いも生じています。

やっぱり、深く考えてみると、私の性格的には研究職などあまり向いていないような気がするのです。

ずっと研究したり、ずっと坐ってパソコンを触っていたり、続けていけるのかな、という不安です。

研究職ではなくて、人と話しながら仕事をしていく営業だったり、そっちのほうがいいのかな、なんて考えてみたり。

それでもやっぱり仕事には就かなければいけないわけで、まだまだ悩み中というところです。

大学に行く前と行った後

こんな見出しだと、大学に行く前は全然ダメだったけど行ってから変われました!成長できました!みたいな感じの書き方ですが、残念ながらそうではないんです。

                  

担任助手としてはなかなか書きにくい内容ですが、正直に書こうと思います。

私は熊本大学に通っていますが、なぜ熊本大学にしたかというと、1番近い国立大学だったからです。

そして、実家から通える国立大学に進学できれば、親から車を買ってもらえるという条件付きでした。

高校生の私は、早く車に乗りたい!早く自分だけでいろんなところに行ってみたい!それだけでした。

そして、材料応用化学科という学科に在籍していますが、勉強の内容に興味はありません。

この学部を選んだ1番の理由は、熊本大学工学部の中で偏差値的に1番入りやすそうだったからです。

高校生の頃は少しだけ調べて、楽しそうな学部だなとも思っていました。

でも、やっぱり私には向いていないのだなと感じることが多くあります。

もちろん、自分が選んだ道で、ここまで来たのだからせめて卒業はしようと思っています。

しかし、やはり少しの後悔はあります。

せめて、もう少し自分の性格なども含めて考えて、機械系の学科などにしていたら、なんて考えます。

結局は、タラレバで、機械系に行っててもこんなこと言っていたかもしれませんが、、、。

                 

就活に関してもそうですが、やはり企業は、専門としている学問をどう生かせるのかということを聞いてきます。

私は、車とバイクが好きですが、材料系はそういった方向には少し弱いですね。

そういったところでも、材料系を安易な考えで選択してしまったことは間違いだったのかもしれないと思います。

もちろん、材料系に進学したからこそ得られた経験や出会いもたくさんあります。

それに、これまでの選択が正しかった、間違っていた、なんて今はまだまだ分からないし、これからの歩み方で決まっていくものだと思います。

ですので、今は、少し後悔のような気持ちもありますが、何年後か、何十年後か、やっぱり間違ってなかったじゃん、と言える人生を歩んでいきたいものです。

                          

だらだらと自分語りのようなものをしてしまいましたが、私は皆さんに少しでも良いと思える選択をしてもらいたいと思っています。

悩みに悩んで選んだ道が、あとから間違いだったと感じる時がくるかもしれません。

でも、それなら仕方ないと思うんです。

私が1番伝えたいのは、「なにも考えずに選んだ道を、後から後悔してほしくない」ということです。

終わりに

今、高校生の中にも、「とりあえず大学に行こうかな」と考えている人がいるかもしれません。

でも、進学先の学部や、その後の働き方まで、少しでもイメージしてみてください。

自分がどういうことだとワクワクできるのか、どういう環境だとやる気が出るのか。

そういう”自分の本音”に耳を傾けるのが後悔の少ない進路選びになるかもしれません。

                    

高校1、2年生は、つい先日、志作文を書いてもらいましたが、あれからさらに時間をかけ、もっともっと深く自分のことを理解するタイミングがあってもいいかもしれませんね。

私のように、「もっと早く気づけばよかった」と思う前に、1度立ち止まって自分の将来について考えてみてください!

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