例題使っていこう!
こんにちは!担任助手の姉川です。
九州北部と四国の梅雨入りが発表されましたね。
熊本は日曜日から雨が続いており、私は外出しようとしてもなかなかやる気が出ず、出発が遅れるような日々が続いています...。
天気が悪いときは何かと気持ちが上がらないですよね。
私は雨で服や荷物が濡れると、途端にやる気がそがれてしまうので、雨の日は替えの靴下を持ち歩いたり、バッグの中の荷物をビニール袋で包んだりしています。
これからも雨の日が続いていくと思うので、ぜひ参考にしてみてください!
ちなみに、雨の日に慌てて出かけると非常に危ないので、いつも以上に時間に余裕をもって準備をしてくださいね。
私も気を付けます...。(笑)
例題解いてる?
さて、先日全国統一高校生テストがありみんな一息つきたいところだと思いますが、実は期末テストがすぐそこに迫ってきています。
模試後のやり直しで忙しいと思いますが、期末テストに向けての勉強も同時に進めていきましょう!
そこで今回のブログでは、期末テストの勉強にも関係がある”例題の使い方”について書いていこうと思います。
早速ですが、皆さんは教科書に載っている例題はしっかり解いていますか?
実を言うと、高校生の頃の私はあまり例題を解いていませんでした。
「問題集解くから、例題を解く必要はない!」と思っていて、授業後やテスト前はダイレクトに問題集に突入していました。
しかし、大学に入って大学の勉強を進めていく中で、やはり例題は大事なのだと思うようになりました。
私は、理学部の数学コースに所属していて、大学の授業で数学を学んでいるのですが、その内容が非常に抽象的なので理解するのに苦戦しています。
数字を見ると安心してしまうほどです...。(笑)
内容が抽象的なので、板書を取っているときや問題を解くときなどに、よく
「結局、これって何をやってるの...??」
と思う時が何度もあるのです。
皆さんも経験はありませんか?
こうなったときに、先ほど話題にした”例題”が活きてくるのです。
”例題”は、”具体例を通じて内容を感覚的に理解する”のに物凄く役立つのです。
これは、内容が抽象的で理解できない大学の数学にしか通用しないかというと、実はそうではないです。
大学に限らず高校の数学にも、数学に限らず物理や英語などにも、「結局、これって何をやってるの...??」や「で、何をすればいいの...??」みたいに、内容を理解できなかったり使い方がわからなかったりすることがあると思います。
そういった場合に、例題が非常に役に立ってくれます。
例として、数学Ⅲの「合成関数の微分」なるものを挙げようと思います。
教科書や参考書などには、「合成関数の微分」が
{f(g(x))}′=f′(g(x))g′(x)
と載っていると思います(違う表し方が載ってるかも...)。
これを見てすぐに問題を解ける人は大丈夫ですが、なかなかこれを見てすぐに理解できる人は少ないかなと思います。
そこで、例題です!
例題には、y=(x³+1)²の導関数を求めよ、とあります。
これを上の公式を使って解くと、「結局、そのまま微分して、後から中身の微分を掛ければいいのか!」というように、感覚的に内容を理解することができます。
感覚的に内容を理解できれば、他の問題を解くときにもすぐに手を付けることができます。
このようにして、内容が難しいところは例題を使いながら理解していきましょう!
最後に
6月に入り、過去問演習や課外などの演習をする場面が増えてきます。
演習をしていく中で、「これってどう使えばいいんだっけ?」と躓くことがたくさんあると思います。
そんな時は、例題に立ち返り、使い方や解き方などを確認してみましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
