ライバルは敵?それとも最高の友?
皆さんこんにちは!担任助手の木下です!
長かった夏休みも終わり、9月に入りましたね。
皆さんはどのような夏休みを過ごしましたか?
私は、この夏休みは無事に自動車免許を取得できました。
自動車学校の授業は、ほとんどが映像授業で周りの人達は授業を受けながら寝ていましたが、東進で映像授業に慣れていた私はものすごく順調に受けることができ、東進での経験が活きたので嬉しかったです!
夏休みに全力で頑張った人も、夏休み自分がしたことを振り返って少し心残りがある人も、ここからが受験本番に向けての再スタートですね!
さて、学校が始まり、久しぶりに友達と顔を合わせた人も多いでしょう。夏休み中の模試の結果が出たり、友達の口から「夏休みは毎日10時間勉強したよ」なんて話を聞いたりや、「あいつ、すごく伸びてるな…」と、今までただの友人だったクラスメイトが、急に「ライバル」として見えてきた人もいるのではないでしょうか。
今回は、そんな「ライバル」について私の受験期の経験を踏まえながら話したいと思います。
「自分を脅かす敵」
皆さんにとって、ライバルは「自分を脅かす敵」ですか?それとも「自分を高めてくれる最高の友」ですか?
ライバルの話をする中で一番大切だと私が思うことは、
「あいつさえいなければ…」という思考に陥った時は危険信号だということです!!!
例えば、こんな経験はありませんか?
「前の模試では勝っていたAくんに、今回は判定で負けてしまった…悔しい!」
「いつも一緒に帰っていたBさんが、最近は残って勉強している。なんだか焦る…」
こうした気持ちが生まれるのは、あなたが真剣に受験と向き合っている証拠です。しかし、この感情が「嫉妬」や「焦り」に変わってしまうと、とても危険です。ライバルを「敵」とみなし、その一挙手一投足に心を揺さぶられていると、「自分の勉強」に集中できなくなってしまいます。
私も夏休み明けなどは、同じ志望校のある生徒一人だけと全ての成績や夏休みの過ごし方を比較して成績の伸びなどでメンタルがやられたりしてしまいました。
このように、他人と自分を比べて落ち込む時間は、非常にもったいない時間です。
このようにライバルが「自分を脅かす敵」になった時が一番危険です。
「自分を高めてくれる最高の友」
逆に今から話すようにライバルを「自分を高めてくれる最高の友」とすることができればとてもメンタル的な部分でも受験を頑張ることができると考えます。
では、どうすればライバルと健全な関係を築けるのでしょうか。
私が皆さんにおすすめしたいのは、
「特定の一人と全てを比べるのではなく、色々な人の“良い部分”を参考にしながらライバルとしてとらえる」という考え方です。
つまり、「部分的なライバル」をたくさん作るのです。
例えば、自分の経験を元にすると
・「朝の登校時間と、閉館時間まで残る粘り強さは、E.S.くんに負けないようにしよう!」
・「東進の英単語のテストに関しては、いつもテストで高得点を取るN.K.くんのやり方を真似して超えてみよう!」
・「数学の演習量だけは、クラスで一番のK.K.くんに追いつくことを目標にしよう!」
このように、目標を細かく設定し、それぞれの分野で目標となる友人(ライバル)を見つけるのです。そうすれば、一人のライバルの成績に一喜一憂することなく、様々な友人から良い刺激だけを受け取ることができます。
それぞれの目標にしているライバルに勝ったりすることを積み重ねたりして自信をつけたりもできます。また、ライバルを一人だけにしていないことによって、人それぞれの良さを吸収しながら、比べてばかりいて弱点しか見えていなかった自分の良さにも気づき、メンタル面の安定にも繋がると思います。
最後に
夏休みが明け、周りの受験生も一気に本気モードに入ってきます。その中で生まれる競争心は、決してネガティブなものではありません。
「あいつが頑張っているから、自分も頑張れる」
「次は、あいつにあの科目だけは勝ちたい」
そう思える存在は、一人で戦う受験勉強において、何よりも心強い「最高の友」になります。
実際に、自分も受験期を共に過ごした「最高の友」のみんなとは、自動車学校に一緒に行ったりと受験が終わった後の仲もさらに深くなると感じます。
東進には、同じく第一志望校合格を目指し、互いに高め合える仲間がたくさんいます。
ぜひ周りを見渡して、たくさんの「部分的なライバル」を見つけてみてください。そして、お互いに良い影響を与え合いながら、第一志望校合格という共通のゴールに向かって、一緒に突き進んでいきましょう!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
