わかるところをしっかり!
こんにちは!担任助手の姉川です。
先日の1月18日と19日の2日間にわたって、大学入試共通テストが行われましたね。
受験された方、本当にお疲れさまでした!
試験のために長い間準備してきたので、いろいろ思うことがあるかもしれません。
しかし、ほとんどの方が大学入試共通テストだけで入試は終わらず、各大学の個別試験が残されているかと思います。
そのために、今一度気持ちを切り替えて「ここから始まるんだ!」という思いで、残りの期間勉強していきましょう!
わかることを書く!
さて、今回のブログでは、これから個別試験に向けて頑張っていく受験生に向けて意識してほしいことを書いていこうと思います。
個別試験では自分の考えの説明を求められるような「記述問題」が数多く出題されますね。(そうでない大学ももちろんあるので、自分の受験する大学の過去問を確認してください!)
記述試験は、共通テストとは異なり、採点基準がわかりません。
どこまで書いたら点数が貰えるとか、どこまで記述が不足していたら点数が引かれるとか、詳しいことは採点する大学の先生しかわかりません。
自分の考えを説明することに慣れていない人は、難しいと感じるかもしれませんが、記述試験では最終的な答えが間違っていても、自分の説明に対して点数を貰える場合があります。
そこで、皆さんに意識してほしいことは「わかるところはしっかり書く!」ということです。
これは、「わかる問題を解こう!」という意味と「わからない問題でも、わかるところは書こう!」という意味のどちらも含んでいます。
問題が難しくてわからなくても、途中式や条件から立てれる式を書いていたら、もしかしたら点数になるかもしれません。
(例:数学で手も足も出ないようなベクトルの問題が出題されたが、”2つのベクトルが垂直である”ことがわかったので”内積が0”と書いたら、部分点をもらえた。)
(2)の証明問題がわからなくても、(2)の結果を使って(3)を解けば、もしかしたら点数になるかもしれません。
採点基準がわからないので、「~かもしれない。」という推測にすぎませんが、いずれの場合でも点数になる可能性は0ではありません!
今まで一生懸命勉強してきたから、『しっかり解きたい!』と思う人もいるでしょう。
私も”しっかり解きたい派”の人間だったので、わからないところを飛ばしたり、わかるところだけ書いたりするのには、なかなか慣れませんでした。
とは言っても、試験が始まれば点数を取ることが一番重要となってくるので、自分の気持ちをぐっと抑えて、わかるところをしっかり書いていきましょう!
本番では緊張して、そこまで頭が回らない可能性もあります。
そこで、演習段階である今のうちから「わかるところをしっかり書く!」ということを意識して、癖づけておきましょう。
最後に...
共通テストが終わって、息をつく暇もなく個別試験がやってきます。
残りの期間、できることをしっかりやり、体調を整えて本番に備えましょう。
そして、本番では1点でも多くとれるように、「点数がもらえるかもしれない!」という気持ちを大事にして解き進めてください。
応援しています!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
