能動的な学習へ

こんにちは!ブログを開いていただきありがとうございます。

 

梅雨入りするや否や、今週は雨風がすさまじかったですね。今年は昨年のようにならないといいのですが…。

 

玉名高校はコロナ陽性者が出たため、また臨時休校となりました。

 

家庭でも学習は進めているでしょうか?

予定って大事ですね。

このような非常事態の時は特にそれが生きてくるものです。

答えのない問い

私は今教職大学院の1年生として教育について学んでいます。

授業は講義と討議を合わせたようなもので、前半は教育の様々な理論や実践例の説明を受け、後半はそれについて批判的・建設的に考え、疑問に思うことや自分の意見を話し合う、といった感じです。

 

何やら難しそうですね、、

 

はい、難しいです(笑)

 

おそらく難しさの理由は話し合っているものが「答えのない問い」だからだと思います。

誰の意見が正しいということもなければ、それは間違っているということもありません。○×がつかないのです。書物に書いてある理論はあるけれども、それがすべての教育現場に適用できるわけではありません。

 

私は大学院生でまだ社会に片足をつっこんだような立場ですが、この「答えのない問いに対してしっかりと考え行動できる力」が社会で求められる力ではないかと感じます。

 

現場に出てからではきっと教えてくれないであろう様々な理論、方法、教育についての情報のシャワーをたくさん浴びて、それらを私なりに解釈し、私なりの教育観を徐々につくっているところです。

 

 

おっと、私のことばかり話してしまいましたね。

 

今度は高校生の学習の中で「答えのない問い」を考えてみましょう。

 

え、、ないよね。テストには答えがあるし。大学に合格するためには共通テストで点を取らないと。そのための勉強って全て答えがあるんじゃないの。

 

確かに、テストの問いにはすべて答えがありますね。採点しないといけないので誰もが納得する答えがないとしょうがないのです。

 

では、テストに臨む前には何をしますか?勉強しますよね。その勉強法に答えはあるでしょうか。

 

きっと誰もが納得する勉強法というものはないと思います。なぜなら、人それぞれ得意なこと苦手なことが違うからです。

 

つまり「点数を上げるためにどのように勉強していくか」という問いには決まった答えなど存在しないのです。

みなさんは受験の本番までこの「答えのない問い」に向き合い続けなければなりません。

模試後の面談で

東進生は模試後に担任助手の先生と面談をすると思います。

まさにこの面談は「答えのない問い」をしっかりと考える場です。

勘違いしてほしくないのは、みなさんがしっかりと考えるということです。先生たちが考えるのではありません。先生たちはみなさんが考えたことに対してアドバイスするのです。当然ですね。みなさんの勉強ですから。

 

 

そこで、面談をレベルアップさせましょう!

 

簡単です!

「○○の勉強はどうやってしていけばいいですか?」から「○○の勉強を~~のようにしていこうと思うんですけど、先生はどう思いますか?」にしてみてください。

 

自分の意見が組み込まれていますね。これだけで、自分を見つめることになりますし、面談で決めたことについても納得して取り組めるようになります。

 

次の東進の模試は6月13日(日)全国統一高校生テストです。

自分の課題を見つめなおして、4月より良い結果を残す努力をしていきましょう。

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