アスリートの言葉

こんにちは!ブログを開いていただきありがとうございます。

4月になって学年が1つ上がりました。

高校1年生のみなさん、ご入学おめでとうございます。学校生活も勉強も少しづつ慣れていってくださいね。

 

私はこの春から熊本大学教職大学院の1年生となりました。

新しい環境に刺激を受けながら勉強しているところです。

高校生のみなさんも、新しい先生、新しい仲間とともに、充実した1年間にしましょう。

今できることを

先日、水泳の池江璃花子選手が『NHKスペシャル』に生出演されているのを見ました。

池江選手と言えば、2019年2月に白血病と診断を受け、およそ10か月にわたる闘病生活を強いられていました。退院後、プールに戻って練習を再開したのが2020年の4月。それから1年経った今月、日本選手権で4冠し五輪代表選手内定をつかみ取りました。

1年前まで泳ぐことさえ許されなかった池江選手が信じられないほどの復活劇。

優勝4種目中、最も得意とする100mバタフライのレース後のインタビューで「ずっと自信もなかった。自分が勝てるのはずっと先のことだと思っていた。」と涙ながらに答えていたのが印象的でした。

 

本人も予想以上だという結果の裏には、確かな努力競技に臨む姿勢の変化がありました。

病気になる前までは”結果がすべて”と考え、レースに勝つことだけを大事にしてきたと言います。

闘病を経て泳ぎ始めた時には、かつての体力、筋力、自信などすべてが失われていました。

そんな池江選手が大切にしたことが”努力の過程”だそうです。

・体重が落ちた分前への推進力が足りない → ストロークに変化をつける

・レース後半までスタミナがもたない → 一日4食を心がける

などと今の自分にできることを1つずつ実践していきました。

 

小さな目標を設定しそれらをクリアしていくことで、次の試合が楽しみと思えるようになったそうです。

 

番組の最後で池江選手はこう述べています。

もちろん大きな目標を持つことは大切。だけどまずは目の前にある自分がやるべきこと自分の一番近くにある達成したい目標をクリアして、その積み重ねの先に大きな目標が見えてくる。

どん底を経験した池江選手だからこそ、とても説得力がある言葉だなと感じました。

  

  

東進で頑張っているみなさんの大きな目標は第一志望校に合格することです。

では、池江選手が言うところの「目の前にある自分がやるべきこと」や「一番近くにある達成したい目標」は何でしょうか。担任助手の先生から言われていることもその中の一つかもしれません。

それらを着実に頑張る、小さな目標をクリアする、その繰り返しと積み重ね。

そのあとには、来る共通テスト本番レベル模試、さらには入試が楽しみと思えるといいですね。

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