問題集だけでは足りない...?

こんにちは、担任助手の姉川です!

私事ではありますが、先日、教育実習で玉名高校に行ってきました!毎日朝から晩まで授業準備や教材研究に追われ大変ではあったのですが、本当に濃くて貴重な時間を過ごしてきました。授業をする機会が今まで一度も無かったので、「どのようにしたら、クラスの全員が納得してくれるのか」とか「この内容にどのくらい時間を使うのか」のようなことに気を遣うのが大変でした。「学校の先生ってけっこう凄いことをしているんだなあ...」と感心した次第です。また、普段見ることのできない玉名寺畑校の生徒の学校での様子を間近で見ることができたので、新鮮さを感じつつ、楽しく過ごすことができました。

さて、そんな充実した期間を終えて校舎に戻ってきたわけですが、高3生の様子を見ていると、いよいよ本格的に演習に向き合う時期になってきたなと感じます。

二次試験の過去問演習に入っている人や学校の課外の予習をしている人など、様々ですが、演習をする機会が増えてきたと思います。

あるいは、これからそういう機会が増えてくると思います。

そこで今回は、自分で演習を勧めていくときに頭に入れておいてほしい問題集と過去問の違いについて書こうと思います。

問題集の演習は「道具を使う練習」

皆さんは普段、問題集をたくさん解いていると思います。もちろん基礎を固めるためにそれ自体はとても大切なことです。しかし、問題集での演習には一つの特徴があります。

それは、「使うべき知識(公式や解法)が、あらかじめ書いている」ということです。

例えば、二次関数の問題であれば、平方完成のことが左のページにまとめられていたり、その問題が載っているページの先頭に「二次関数」と書いていたりします。

特定の単元のページを開いて解く問題集は、いわば使うべき道具が目の前に用意されている状態です。

そのため、問題集を使っての演習は「その知識をしっかり使えるか」という練習になります。

過去問演習は「引き出しを開ける練習」

一方で、過去問演習は少し違います。

試験本番、目の前にあるのは真っ白な解答欄と初見の問題だけです。そこには「この公式を使いなさい」なんてヒントはどこにも書いてありません。

解く前に、まず「今まで習ってきた膨大な知識の中で、一体何を使えばいいのか」と、自分で考えるところから始まります。

つまり、過去問演習とは、自分の頭の中にある「知識の引き出しを開ける」練習でもあるのです。

どれだけ頭の中に知識を詰め込んでいても、試験本番という制限時間の中で、正しい引き出しを瞬時に開けて知識を引っ張り出すことができなければ、なかなか点数を取ることはできません。

「公式や解法は頭に入れているのに、初見の問題になると全然解けない……」と悩む人が多いのは、この引き出しを開ける練習が不足しているからです。そしてこの力は、問題集の演習だけでは鍛えることができません。

過去問演習のような、「何をすればいいのか」を考えることから始まる問題演習でしか鍛えられないのです。

最後に

最初は正しい引き出しが分からなくて、全然点数が取れないかもしれません。でも、それで落ち込む必要は一切ありません。

「この時は、あの引き出しを開ければいいんだ」という失敗修正繰り返すことで、本番で使える武器になっていきます。過去問演習は、ただの実力試しではなく、「知識の引っ張り出し方を学ぶ訓練」です。

これから二次試験の模試や過去問を解く機会が増えていくと思うので、意識しながら取り組んで、しっかりやり直しをして実力をつけていきましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!