研究に取り組んでみて感じること
こんにちは!担任助手の吉岡です。
最近は雨が強い日が多く、学校が休みになるほどでしたね。雨の日は運転が大変だったり湿気が多く、色々と憂鬱な気持ちになりますが、頑張っていかないといけませんね...
雨が降らなくなったと思ったら一気に暑くなる印象なので困ったものです。
玉名高校では定期テストも近づいてきているので頑張ってください!
過去色々な先生が定期テストについてのブログを書いていると思うので是非参考にしてみてください!
研究生活の開始
今回は研究室に配属されてからここまでに至るまで活動してきて感じたことを書いてみようと思います。
また大学関連の内容かと思う人もいるかと思いますが、今回は専門的な話ではなく、研究を始めたからこそ感じたこれは大事だと感じたこと、高校生の時に身に着けておくと良いと思ったことを主に書きたいと思います。
①「考え続ける力」は想像以上に大切
研究を始めて一番感じたことは、答えがない問題について考え続けることの難しさです。
高校の勉強では、問題には基本的に答えがあります。難関大学の二次試験だとしてもです。分からなくても解説を読み、理解できれば答えにたどり着くことができます。
しかし、研究では「どうすればもっと良くなるのか」「なぜうまくいかないのか」といった、答えのない問いに向き合い続けます。もちろん教授からアドバイスをいただくことはありますが、最終的には自分で考え、試行錯誤を繰り返すことが求められます。
私は画像処理の研究をしているのでプログラミングが大切になってくるのですが、1つの問題を解決するために23時近くまで奮闘したこともありました。
やはり、答えの無い問題について考えるのは大変です。ですが、今まで自分の頭で考えるという事をしてきたので、考えることに関してはそこまで苦ではありません。
それは、大学入学以降更にその前の高校生の特に受験期間を通じて様々な問題を考えてきたからだと思います。
だからこそ、皆さんには「答えがある問題だからこそ、自分で考える習慣」を大切にしてほしいと思います。
すぐに答えを見たり、「分からないから」と諦めたりするのではなく、まずは自分なりに考えてみる。その積み重ねが、大学や社会に出たときの大きな力になると感じています。
とは言っても、同じ問題を何時間も考えるのは今の日本の受験勉強においては得策とは言えないと思うので1つの問題にかける時間を決めると良いと思います。その限られた時間の中で精一杯考えましょう!
② 良いアウトプットは、良いインプットから
研究というと、「新しいものを生み出す」というイメージを持つ人も多いと思います。
もちろんそれは間違っていません。
しかし、その前に必要なのはたくさん学ぶことです。
自分事ではあるのですが、研究室に配属されてから最近までは自分の研究テーマに関係がある論文を読み、その中から1つ選び、それを短くまとめて教授達に発表する練習をしていました。
正直最初これをやるようにと言われた時は「早く研究に取り組みたいのに何の意味があるんだろう?」と思っていました。
ですが、終わってみると自分が研究に取り組む上で重要な知識、今の課題等今後研究を進めていくうえで必要不可欠なことを多く学ぶことができました。
その後、先輩から研究は「今どこまで研究が進んでいるのか」「どんな方法が提案されているのか」を調べるところから始まると教えてもらいました。
つまり、新しいことを生み出すためには、まず今ある知識をしっかり理解することが欠かせないのだと感じました。
これは高校の勉強でも同じだと思います。
基礎が身についていなければ応用問題は解けませんし、知識がなければ新しい発想も生まれません。
勉強していると特に数学等では「こんなこと覚えて何の意味があるのかな」と思うこともあるかもしれませんが、「必要となる知識をインプットしてアウトプットを行う」その積み重ねが将来の自分を支えてくれると、研究を始めてより一層実感しています。
③ 英語は「受験科目」というだけでなく「世界とつながる道具」
前回のブログでも少し話しましたが、英語の論文を読む機会がとても多いです。
最近はAI等の翻訳ツールもとても優秀なもので、多くの内容は理解できます。
しかし、専門的な内容になると少し違う意味で訳されてしまったりということがありました。
全部読むのは骨が折れるからと楽をしようとツールに頼っていましたが、結局発表練習で教授に「本当に理解しているのか?」等色々と質問されて正確に理解できていないと思い知らされました。
そのため、最終的には原文を読んで理解する力もとても重要になると論文を読んでて感じました。
高校生の頃は「英語は受験のため」と思っていましたが、大学では「世界の最先端の知識に直接触れるための道具」になることを実感しました。
理系・文系を問わず、英語を学ぶ意味は大学に入ってからさらに大きくなると思います。
最後に
研究を始めて感じたことは、「高校で学ぶことは受験のためだけではない」ということです。
考える力、知識を身につける姿勢、そして英語を学ぶこと。
理系・文系に関わらずどれも大学に入ってから、そしてその先の社会でも必要になる力だと感じています。
そうは言っても今は受験勉強で精一杯だと思います。
それでも、「この勉強は将来に繋がっている」と少しでも思ってもらえたら、毎日の勉強への向き合い方も変わるかもしれません。
皆さんが今取り組んでいる勉強は考え続ける土台を作る未来の自分への投資です。
受験だけで終わらない学びに繋がるよう、日々の勉強を大切にしていってください。


