勉強は可能性を広げる!

こんにちは!担任助手の井上です。

最近、晴れの日が続いていますね。

湿気はそこまで高くなく、じめじめしていませんが、6月なのに本格的な夏がやってきたような暑さです。

夏風邪等にも十分気を付けてください。

勉強する理由

5月27日のホームルームでは、1,2年生は吉岡秀人先生の映像を見ましたね。

その後、「将来のためにできること」について考え、作文を書いてもらいました。

皆さんが書いたものを少し読ませていただきましたが、しっかりかけている人が多く、とても感心しました。

将来の夢やなりたい自分、映像に対しての感想など、とても興味深く読み進めることができました。

将来の夢、その夢に対する想いなどをたくさん知ることができてうれしかったです。

ところで皆さん、今その夢に叶えるために勉強をしていますよね。  

勉強ってなんですると思いますか?

学校での順位を上げるため、第一志望校に合格するため、夢をかなえるため、たくさんの理由があります。

もちろんそれらの理由は、その人が勉強をするきっかけになるのであれば、すべてが正解の回答だと思っています。

私がこの質問をされたら、「自分の将来の可能性を広げるため」と答えます。

とても抽象的ですが、この答えさえ持っておけば、一生懸命に勉強をする価値があると思います。

吉岡先生の言うように、何になりたいかではなく、どんな自分になりたいかを考えてみてください。

もし仮に勉強に全力で打ち込めるようになるのであれば「自分の将来の可能性を広げるため」という理由で十分だと思います。

ただ、この答えの中には皆さんと同じように、大学に入学するため、夢をかなえるため、会社に就職するためなどの意味も含まれます。

確かに、資格や実務経験の有無などですることのできない仕事もあります。

それでも、しっかり勉強し知識を身に付けている人は圧倒的に選択肢が多いと思います。

また、吉岡先生は、時間があれば何でもできるとおっしゃっていましたね。

やりたいことが決まり、覚悟さえあればそこから資格を取ったり実務経験を積むことだって可能です。

覚えていますか?

少し前の話ですが、ホームルームでの中村先生のお話を覚えていますか?

イソップ童話の3人のレンガ職人の話です。(物語の内容は省略します。)

宿題に置き換えて考えてみると、

1人目は、やれと言われたから問題を解いている人。

2人目は、宿題さえ出しておけば、それなりの評定が取れると思って取り組んでいる人。

3人目は、将来の目標を達成するために自分を成長させようと取り組んでいる人。

 

この3つの答えがあった時、自分にとって一番いいのは3つ目ですよね。

同じように勉強をしていたとしてもきっと違う未来になるはずです。

将来どんな自分になりたいかを考える。

吉岡先生の話とつながるところがあるかもしれません。

結局何が言いたいかというと

結局何が言いたいかというと、たとえ勉強だったとしても、「大は小を兼ねうる」ということです。

学ぶ力があればやりたいことができる。なければできない。

精一杯自分の可能性を広げてほしいです。

最後に

まだ、将来やりたいことが決まっていない人っていますよね。

決まっている人と比較して、あまり自分を責めないようにしてください。

実は私も具体的に決まっているわけではありません。

確かに、やりたいことが決まっていて、叶えるために勉強できるというのが理想ではあるかもしれませんが。

志望校を決めるために将来やりたいことを決めなければいけない、わけではありません。

大学受験である程度の方向を決めて、それに関連する仕事をしなければならない、わけでもありません。

私は、人生の大部分を占めるやりたいことについて高校生のうちに決めてしまうのは無理だと思っています。(もちろん、決まっている人はいますし、決まっている人の方が最終的に難易度の高い大学へ辿り着いている割合も多いというデータもあります。)

しかし、大学に入学した後でも、たくさんの経験ができると思いますし、具体的に将来をイメージして入学した人でも変わる可能性も大いにあります

私もですが、焦らず、しっかりと将来やりたいことについて考えながら勉強に力を注いでいきたいですね。

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