質問は自分のために!

こんにちは!担任助手の姉川です。

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

急に朝や夜が「寒い!」と感じる程になり、着ていく服の選択が難しくなったように思います...

かくいう私も、大学に行く際半袖を着ていくべきか、長袖を着ていくべきかで長時間悩んでしまいます。(笑)

このような季節になると、非常に体調を崩しやすくなるので、くれぐれも体調管理にはお気をつけください!

最近感じること

さて、最近私が東進にいる時に感じることがあるのですが、それは何かわかりますか?

それは、質問に来てくれる人が増えたということです。

私がいる時間帯にもよるのですが、少し前まではだいたい1日に2,3人が質問に来るくらいだったのですが、最近は東進にいる間ほとんど質問対応しているような日が多いです。

高校1,2年生は定期テスト前で、高校3年生は単元ジャンル別演習が進んでいる最中、ということを考えれば質問が増えるのも全く不思議ではありません。

もっとも私としては、「みんな意欲的に勉強してくれるようになったな〜!」と嬉しい限りです。

そこで、皆さんに考えて頂きたいのです!

どういう質問をすれば、自分のためになるのでしょうか?

「全部教えてください!」

今質問に来てくれている人の中には、「全部教えてください。」や「答えに書いてあることが全くわかりません。」と言って、質問に持ってくる人もいます。

こういった質問に応じる場合を考えてみましょう。

基本的にこういった質問をする人は、その単元の内容があまり理解出来ていないことが多いです。

そうした時に、その人に対して最初から答えまでを教えたら、その人は何を吸収してくれるでしょうか?

恐らく、「その解き方の中で、何が大事だったのか?」がわからずに終わります。

私はせっかく質問に来てくれたのに、そのようにして終わるのはもったいないと思っているので、なるべく軽いヒントを与えつつ、目の前で自分の力で解いていってもらうようにしてます!

そうだとしても、大事なことに中々気づいて貰えないまま終わることが多いと思います。

「ここはどうしてこう言えるんですか?」

一方で、質問に来てくれている人の中には、「模範解答のここに書いてあることはどうして言えるんですか?」や「こう考えたんですけど、なんで違うのですか?」と言って、質問に持ってくる人もいます。

先程と同様に考えてみましょう!

基本的にこういった質問をする人は、その単元の内容がある程度理解出来ていて、応用の仕方や他の単元とのつながりがわかっていないことが多いです。

そうした時に、その人に対して質問に対する答えを教えたとします。

質問が具体的なので、「そういうことか!」と納得したり、「そこまで深く考えなくていいな。」と自分の考えを振り返って、今後に活かしたりしやすいのは想像出来るかと思います。

2つの場合について考えましたが、皆さんはどちらの質問の内容の方がより自分のためになると思いますか??

私としては、後者の質問の方がしっかり色々なことを考えた上で質問し、その上質問の時もより深く考えれるので、より自分のためになるかなと思います。

今まで、「全部教えてください。」と質問に持ってきていた人も、これからは教科書や参考書を見ながらでも良いので、少し深く考えてみて、それから質問に持ってくるようにしてみてください!

その際、「先生だったら問題文のどこに目をつけますか?」や「途中までいけたので、次に行くためのヒントをください!」みたいな質問でも良いと思います!

もしかしたら、納得のいくような返答や答えに直結するような返答が出来ないかもしれませんが、一緒に考えていくことは出来るので、一緒になって考えていきましょう!

そのようにして、自分で考えていく癖をつけていきましょうね!

中々先に進めない人は?

そうはいっても、内容の理解に苦労しており、中々先に進まない人もいるかと思います。

そういう人は、まずは質問に積極的に来ることから始めましょう!質問の内容はその後です!

質問することは、他人の考え方を聞ける良い機会なので、積極的に質問しつつ、より自分のためになるような質問の内容にしていきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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